SMBCモビットの返済方法!返済額や返済日、コンビニATMでの利用方法まとめ
SMBCモビットの返済方法は充実しており、利用者ごとに都合の良い方法を選択できます。
口座振替も可能なので、あらかじめ口座を登録しておけば自分で入金する手間もありません。
SMBCモビットは返済方法によっては手数料が発生するケースもあるため、その点も考慮して返済方法を選びましょう。
この記事ではSMBCモビットの返済について詳しくまとめました。SMBCモビットの返済方法から返済日や返済額まで分かりやすく説明していきます。
これからカードローンの申し込みをする人、SMBCモビットの返済について再確認したい人はぜひ参考にしてください。
SMBCモビットの返済方法
SMBCモビットでは月々の返済を以下のような方法で行うことができます。
返済方法 |
手数料 |
土日祝・夜間 |
来店不要 |
提携ATM(コンビニ・銀行) |
有料 ※1 |
可能 |
不可 |
スマホATM取引 |
有料 |
可能 |
不可 |
口座振替 |
無料 |
– |
可能 |
インターネット返済サービス |
無料 |
可能 |
可能 |
銀行振込 |
有料 |
不可 |
不可 |
Vポイント返済サービス |
無料 |
可能 |
可能 |
※1 三井住友銀行ATMでのSMBCモビットの利用手数料は無料です。
※ システムメンテナンス、設置場所の営業時間などにより返済できない時間帯もあります。
※ Famiポート(ファミポート)およびLoppi(ロッピー)での返済サービスは終了しています。マルチメディア端末からの返済はできないので、コンビニでは提携ATMを利用してください。
SMBCモビットに自社のATMはありません。ただし、コンビニや銀行などの提携ATMを利用できるほか、口座振替やインターネットバンキングを使った返済も可能です。
それぞれの方法での返済手順と特徴について以下で説明していきます。
銀行やコンビニなどの提携ATMで返済
SMBCモビットには多数の提携ATMがあり、営業時間(利用可能時間)の範囲内ならいつでも返済できます。
基本的に提携ATMでは、取引金額1万円以下だと110円、1万円超だと220円の手数料がかかります。ただ、三井住友銀行ATMであればATM手数料が無料です。
返済時にかかる手数料を節約するなら三井住友銀行ATMを利用しましょう。
また、一部の提携先では返済の後日、利用明細と領収書が自宅に郵送されます。自宅への郵送物を回避したい人は注意してください。
SMBCモビットの返済ができる提携ATM
利用明細と領収書の郵送 |
提携先ATM |
なし |
三井住友銀行、三菱UFJ銀行、セブン銀行、ローソン銀行、イオン銀行、プロミス、セゾンカード、三十三銀行、福岡銀行、十八親和銀行、熊本銀行 |
一部あり ※1 |
イーネット |
あり |
ゆうちょ銀行、北洋銀行、北海道銀行、みちのく銀行、仙台銀行、常陽銀行、足利銀行、栃木銀行、千葉銀行、京葉銀行、横浜銀行、北陸銀行、大垣共立銀行、十六銀行、中京銀行、百五銀行、京都銀行、池田泉州銀行、但馬銀行、トマト銀行、西京銀行、百四銀行、西日本シティ銀行、PatSat |
※1 ローンカードの挿入時に「三井住友銀行」「三菱UFJ銀行」「福岡銀行」「十八親和銀行」「熊本銀行」の画面が表示された場合、利用明細と領収書がその場で発行され、後日郵送はありません。
ATM画面に表示される内容などは提携先によって異なる場合もありますが、ATMの操作手順に大きな違いはありません。
例として三井住友銀行ATMからの返済手順を紹介します。
【提携ATMでの返済方法(三井住友銀行ATMの場合)】
- ATM画面の「その他のお取り引き」を選択する
- メニューから「クレジットカード」を選択する
- ローンカードをATMに挿入する
- 取引内容から「ご返済」を選択する
- 暗証番号の入力後、「カードローンのご返済」を選択する
- 入金額を指定して、返済したい金額の紙幣を投入する
- 返済内容の確認後、「確認」ボタンを押す
- 利用明細とローンカードを受け取る
提携ATMを利用できる時間帯は設置場所ごとに異なり、システムメンテナンスなどにより利用できないケースもあります。
そのため、深夜や早朝に返済するときは、あらかじめ利用できるかを調べた方が安心です。
スマホATM取引
SMBCモビットの公式スマホアプリは、スマホATM取引のサービスに対応しています。アプリがローンカードの代わりになるので、カードなしでも返済可能です。
SMBCモビットのスマホATM取引なら、セブン銀行ATMもしくはローソン銀行ATMを24時間いつでも利用できます。(※ 各ATMの休止時間、SMBCモビットの会員専用サービス「Myモビ」のメンテナンス時間は利用できません。)
あらかじめスマホにアプリをインストールしておきましょう。
【スマホアプリでの返済方法】
- スマホアプリに会員情報でログインする
- アプリホーム画面の「スマホATM取引」をタップする
- 「スマホを使ってATMで返済」をタップする
- 利用するATM(セブン銀行・ローソン銀行)を選択する
- 「QRコード読取する」をタップする
- ATM画面の「スマートフォン・出金・入金」を選択する
- ATMに表示されたQRコードをアプリで読み取る
- アプリに表示される企業番号をATMに入力する
- ATMの画面に表示される案内に従って紙幣を投入する
※ ATMの操作手順はセブン銀行とローソン銀行で異なります。上記の手順はセブン銀行ATMの場合です。
ただし、スマホATM取引には提携ATM利用時と同額の手数料がかかります。入出金の都度、手数料が発生するので注意してください。
口座振替
口座振替を登録しておけば、毎月の返済日に返済額を自動的に口座から支払えます。自分で返済する手間がなく、口座振替に手数料はかかりません。
返済忘れが不安な人は口座振替を登録しておくと良いでしょう。
SMBCモビットで口座振替するためには、指定の金融機関の普通預金口座が必要です。(※ カードローンの契約者本人名義の口座に限ります。対象の金融機関はHPをご確認ください)
【SMBCモビットの口座振替に対応している金融機関】
三井住友銀行、三菱UFJ銀行、みずほ銀行、ゆうちょ銀行など
月々の返済を口座振替で行う場合の注意点については「SMBCモビットの返済を口座振替で行うときのポイント」で後述しています。
口座振替を希望する人はそちらも確認してください。
インターネット返済サービス
インターネット返済サービスは、インターネットバンキングを使用して会員専用サービス「Myモビ」から返済する方法です。
SMBCモビットのインターネット返済サービスには全国約400の金融機関が対応しており、原則24時間いつでも返済できます。(※ メンテナンスなどで利用できない時間帯もあります。また、インターネット返済サービスによる返済は月10回までです。)
インターネットバンキングを利用できる銀行口座は必須ですが、多くの金融機関でこのサービスを利用可能です。インターネット返済サービス対応の金融機関について詳しく知りたい場合は、SMBCモビットの公式ホームページで確認してください。
【インターネット返済サービスでの返済手順】
- 会員専用サービス「Myモビ」にログインする
- メニューから「インターネット返済」を選択する
- 返済金額の入力後、「返済する」ボタンをタップする
- 返済内容を確認の上、「OK」ボタンを押して外部サイトへ移動する
- 利用者同意事項の確認後、「同意する」をタップする
- 返済に利用する金融機関を選択する
- 金融機関サイトへ移動し、案内に従って返済を完了させる
※ インターネット返済サービスはスマホアプリ、もしくはMyモビ(PC版)から利用できます。
※ インターネット返済サービスにはPay-easy(ペイジー)を利用しています。支払い方法の選択時に「情報リンク方式」の表示があることを確認してください。
※ 利用する金融機関によって振込完了時間は異なります。
インターネット返済サービスを利用する場合、手数料はかかりません。返済金額を一円単位で指定することもできるので、月々の返済だけでなく、任意返済や一括返済にも便利です。
銀行振込
SMBCモビットは各金融機関のATM、窓口、インターネットバンキングから振り込みで返済することも可能です。
銀行振込で返済する場合は、会員専用サービスやスマホアプリから口座情報を確認してください。振込先は契約者ごとに異なります。(※ 初回利用時はアプリに口座情報が表示されないケースもあります。その場合は、Myモビ(PC版)にログインして、振込先口座を確認してください。)
ただし、インターネット返済サービスとは異なり、振り込みにかかる手数料は利用者の自己負担になります。そのため、月々の返済を行うのには向いていません。
また、平日の15時以降、土・日・祝日は入金が翌営業日の扱いになることがあります。銀行振込で返済するときは、時間に余裕を持って手続きすることが重要です。
振込完了は会員専用サービス内の取引履歴から確認しましょう。
Vポイント返済サービス
事前に「Vポイント利用手続き」を完了していれば、貯めたVポイントをSMBCモビットの返済に充てることができます。Vポイント利用手続きは、会員専用サービスから行ってください。
1ポイント1円換算で、1ポイントから返済に利用可能です。ただし、提携ATM手数料などの清算が必要な場合は、その手数料を超えるポイント数から使用できます。
【Vポイント返済サービスで返済する手順】
- 会員専用サービス「Myモビ」にログインする
- ホーム画面の「Vポイントサービス」をタップする
- 「Vポイントを使って返済」をタップする
- 返済に使用するポイント数を入力する
- 「ポイントを使って返済する」ボタンをタップする
- 返済内容を確認して、「OK」をタップする
毎月の返済をずっとVポイントで行うのは難しいので、貯まったポイントで返済を補助するという形になるでしょう。
使用したポイント数が毎月の最低返済額未満であっても、次回の返済日が翌月に更新される場合があります。このようなケースでも更新前の返済期日までに最低返済額を支払うことをおすすめします。
更新前の返済期日までに最低返済額の支払いをしなかった場合、次回の返済額が変更になることがあるので注意してください。
計画的に返済していくなら、Vポイントは月々の支払いとは別の任意返済に利用すると良いでしょう。
SMBCモビットをカードなしのWEB完結で契約した場合の返済方法
WEB完結申込はカードレスでの契約になるので、ローンカードは発行されません。そのため、ローンカードが必要な方法での返済はできません。
ですが、SMBCモビットは返済方法が充実しているのでカードなしでも問題ないでしょう。SMBCモビットをWEB完結で契約した場合の返済方法について説明していきます。
郵送物なしの手続き方法によって約定返済の方法が決まる
SMBCモビットで郵送物なしのWEB完結で契約をするには、以下のいずれかの手続きを行う必要があります。
【SMBCモビットの郵送物をなしにする条件】
- 「オンライン本人確認」をする
- 返済方法を口座振替で登録する
返済方法を口座振替で登録した人は、約定返済が口座振替となります。
口座振替として登録できる金融機関は「三井住友銀行」「三菱UFJ銀行」「みずほ銀行」「ゆうちょ銀行」など全32社です。(※ 詳しくはHPをご確認ください)
月々の返済(約定返済)は原則として、その口座からの引き落としになります。
申し込みの際に口座情報の入力も行うので、契約後に特別な手続きをする必要はありません。カードローンの返済用に口座を用意しても良いですが、給与受取口座の方が手間は少ないでしょう。
「オンライン本人確認」をすることで郵送物をなしにした人は、約定返済として口座振替のほか、銀行振込、インターネット返済、ポイント返済、スマホATM取引での返済が可能です。
任意返済は自由に行える
SMBCモビットは、約定返済のほか任意返済も自由に行えます。
ただし、WEB完結の場合ローンカードは発行されないので、提携ATMからカードを使っての返済はできません。
カードなしで任意返済する場合は、以下のような方法を利用しましょう。
- スマホATM取引
- インターネット返済サービス
- 銀行振込
- Vポイント返済サービス
手数料をかけずに返済するのであれば、インターネット返済サービスがおすすめです。会員専用サービスからいつでも手続きできる点も便利で、任意返済したいタイミングですぐに返済できます。
SMBCモビットの返済日はいつ?
SMBCモビットでは月に1回返済日(約定返済日)があります。
返済日は「5日」「15日」「25日」「末日」から契約時に選べるので、都合の良い日を選択してください。
SMBCモビットの返済日について以下で詳しく説明していきます。
支払タイプごとの返済期間
SMBCモビットには「ATM返済(持参)型」と「口座振替型」の2種類の支払タイプがあります。
口座振替の登録をしている人は「口座振替型」、それ以外の方法で返済している人は「ATM返済(持参)型」だと考えてください。
ちなみに、支払タイプは会員専用サービスから変更することも可能です。(※ 利用状況などにより変更不可の場合があります。)
支払タイプによって当月分の返済を行える期間に違いがあるので注意しましょう。
1. ATM返済(持参)型
ATM返済型の場合、「前回の約定返済日の翌日から次の約定返済日まで」が返済期間になります。つまり、返済期日を過ぎなければ、何日前に返済しても問題ありません。
返済期間内に一定額を支払えば、次回の返済期日は翌月へと更新されます。
2. 口座振替型
口座振替型の場合、引き落としが行われるのは約定返済日です。その前に口座振替の準備ができていても、約定返済日まで待つ必要があります。
早く借入残高を減らしたいときは、別の方法で任意返済すると良いでしょう。ただし、返済期日の前に返済を行ったとしても、原則として返済日は更新されません。
返済日には引き落としが実施されるので、口座の残高不足に注意が必要です。もし任意返済しており、次回の口座振替をスキップしたいなら、会員専用サービスやアプリから手続きしてください。
任意返済後、会員専用サービス内に「次回引落しをスキップ」というボタンが表示されていれば、そのボタンからスキップの手続きができます。
返済日が土・日・祝日に当たる場合
SMBCモビットの返済日が金融機関の休業日(土・日・祝日・年末年始)に該当する場合、返済期日は翌営業日になります。
また、次回の返済日はアプリなどからも確認可能です。カードローンの契約後はアプリや会員専用サービスにログインして確認すると良いでしょう。
初回返済日の決まり方
SMBCモビットの契約直後など借入残高がない状態で借り入れした場合、初回の返済日は次のように決まります。
約定返済日 |
借入日 |
初回の返済期日 |
毎月5日 |
1日~19日 |
借入日の翌月の約定返済日 |
20日~末日 |
借入日の翌々月の約定返済日 |
毎月15日 |
1日~末日 |
借入日の翌月の約定返済日 |
毎月25日 |
1日~9日 |
借入日と同月の約定返済日 |
10日~末日 |
借入日の翌月の約定返済日 |
毎月末日 |
1日~14日 |
借入日と同月の約定返済日 |
15日~末日 |
借入日の翌月の約定返済日 |
表のように契約時に決めた「約定返済日」と「借入日」によって、初回の返済期日が変わってきます。返済がいつから始まるのか分からないというときは、会員専用サービスなどで確認すると確実です。
毎月の返済日を変更する方法
契約時に決めた毎月の返済日は、あとから変更することもできます。毎月の返済日の変更は、会員専用サービスなどから行ってください。
アプリの場合は、以下のような手順で返済日を変更できます。
- アプリにログインする
- ホーム画面から「その他手続き」を選択する
- 「取引状況照会」を選択する
- 「契約情報」のタブを選択する
- 「支払日」の項目にある「変更」ボタンを押す
「Myモビ」(PC版)で手続きするときは、メニュー内の「約定支払日変更」から行いましょう。
ただし、返済日を変更するにあたっては、変更の前に利息額以上の入金が必要になるケースもあるので注意してください。
返済が遅れるときの対処法
万が一、SMBCモビットの支払いが遅れるときは、アプリなどから「支払い予定日」を登録しましょう。
支払い予定日を登録することで、いつまでに返済する予定なのかをSMBCモビットに電話連絡なしで伝えられます。
SMBCモビットの返済が遅れた場合、遅延損害金の発生や信用情報に傷がつくなどのデメリットがあります。支払い予定日を登録しても、もとの返済期日を過ぎれば延滞です。
SMBCモビットの返済が遅れるときの対処法とデメリットについては、別の記事で詳しくまとめているのでそちらも確認してください。
SMBCモビットの返済方式と最低返済額
SMBCモビットでは「借入後残高スライド元利定額返済方式」という返済方式が採用されており、基準となる借入残高によって毎月の最低返済額(約定返済額)が決まります。
最終借入後残高 |
最低返済額(約定返済額) |
10万円以下 |
4,000円 |
10万円超~20万円以下 |
8,000円 |
20万円超~30万円以下 |
11,000円 |
30万円超~40万円以下 |
11,000円 |
40万円超~50万円以下 |
13,000円 |
50万円超~60万円以下 |
16,000円 |
60万円超~70万円以下 |
18,000円 |
70万円超~80万円以下 |
21,000円 |
80万円超~90万円以下 |
24,000円 |
90万円超~100万円以下 |
26,000円 |
※ 実質年率18.0%(最終借入後残高が100万円以上は実質年率15.0%)の場合
※ 100万円を超える場合、最終借入後残高が20万円増加するごとに、返済額は4,000円増えます。
次回の返済額はアプリなどから確認することもできます。カードローンの契約後は、アプリや会員専用サービスから確認しましょう。
借入後残高スライド元利定額返済方式とは?
借入後残高スライド元利定額返済方式とは、最後に行った借り入れの直後の残高に応じて一定額を支払うという返済方式です。
毎月の返済額には元金と利息の両方が含まれます。残高によって段階的に返済額は変動していきますが、基準となるのは借入後残高なので注意してください。
例えば、契約直後に12万円を借りた場合、月々の返済は8,000円です。毎月の返済により借入残高は減少していくものの、その後、新たに借り入れするまで借入後残高は12万円になります。
借入後残高の変動イメージ
※ 実際の借り入れでは利息が発生します。
上の表の場合、借入後残高が更新されるのは1万円の追加借入を行ったタイミングです。借入後残高が10万円以下になるため、最低返済額は4,000円に下がります。
最低返済額より多めに支払うことはできる?
SMBCモビットの返済方式によって決まるのは最低返済額です。そのため、最低返済額より多めに支払うこともできます。
多めに支払う場合、SMBCモビットへ増額返済や任意返済であることを伝える必要はありません。
多めに支払えば、その分だけ早く借入残高を減らせます。返済期間が短縮され、返済総額も減少するので余裕があるときは多めに返済していきましょう。
現在の借入残高を一括返済するには?
SMBCモビットの返済回数は最大で60回です。最低返済額で返済しても規定の返済回数内で完済できるようになっていますが、現在の借入残高はいつでも一括返済できます。
借入残高が減ってきていて、まとめて返すことができそうなときは一括返済しましょう。
SMBCモビットで一括返済する場合、一円単位で入金できるインターネット返済サービスや銀行振込が便利です。
提携ATMは千円単位での入金になるため、千円未満の端数の支払いができません。
SMBCモビットで一括返済する方法と注意点については別の記事で解説しているので、そちらも参考にしてください。
SMBCモビットの返済を口座振替で行うときのポイント
SMBCモビットの月々の返済を口座振替で行う人は、次のようなポイントも押さえておきましょう。
- 口座振替の準備は原則、前日までに済ませる
- 引き落とし金額を変更することも可能
- 初回の引き落としまでは別の方法での返済が必要
- 口座振替では「SMBCM」の名義が記載される
口座振替の準備は原則、前日までに済ませる
SMBCモビットの場合、口座振替による引き落とし日は「5日」「15日」「25日」「末日」のいずれかです。提携ATMなどから返済するケースと同様に、契約時に好きな日を指定できます。
ただし、口座振替の準備は原則として引き落としの前日までに済ませてください。口座から引き落とされる時間は金融機関ごとに異なり、そのタイミングで残高不足だと延滞になる可能性があります。
また、返済日の当日に残高不足だった場合、そのあとで口座に入金しても再振替は行われません。もし残高不足で口座振替できなかったなら、提携ATMやインターネット返済サービスなどで返済しましょう。
引き落とし金額を変更することも可能
カードローンを口座振替で返済する場合、引き落とし金額は変更できないケースが多いです。しかし、SMBCモビットであれば次回の引き落とし金額を変更できます。
多めに返済したいときは、口座振替日の2営業日前の前日までに会員専用サービスから手続きしてください。(※ 会員専用サービスの「利用状況照会」に「現在、口座振替手続き中です。」の表示がある場合、金額の変更はできません。)
この手続きで変更される金額は、次回の引き落としのみです。次回より先の引き落としについては、また借入後残高に応じて決まることになります。
初回の引き落としまでは別の方法での返済が必要
手続きのタイミングと指定した返済日によっては、口座振替の手続き完了が次の返済日に間に合わないケースもあります。
そのようなケースも指定日までの返済は必要なので、提携ATMやインターネット返済サービスなどを利用してください。
インターネット返済サービスなら手数料がかかりませんし、スマホやパソコンからいつでも返済できます。
口座振替では「SMBCM」の名義が記載される
口座振替で返済をする場合、通帳に記載される名義は「カ)SMBCM」です。「SMBCモビット」とは記載されません。
そのため、名義を見られてもすぐにカードローンだとバレる可能性は低いでしょう。
ただし、インターネットで検索されればバレますし、知らない名義の引き落としがあれば疑われる原因にもなります。カードローンによる借り入れを知られないためには、そもそも通帳を見られないようにしてください。
SMBCモビットの返済計画を立てるなら返済シミュレーションが便利
SMBCモビットには返済シミュレーションのサービスがあるので、返済計画を立てるときはぜひ利用してください。
返済シミュレーションを利用すれば、毎月の返済額や完済までにかかる期間を簡単に調べられます。
例えば、毎月の返済額を調べたいときは、「利用希望額」「借入利率」「返済月数」の3項目を入力するだけです。いくつかのパターンでの返済シミュレーション結果を表にまとめました。
SMBCモビットの返済シミュレーション結果(借入金額20万円の場合)
借入利率
(実質年率) |
返済月数 |
毎月の返済額
(最終回の返済額) |
18.00% |
12ヶ月 |
18,335円
(18,342円) |
18.00% |
18ヶ月 |
12,761円
(12,754円) |
18.00% |
24ヶ月 |
9,984円
(9,995円) |
15.00% |
12ヶ月 |
18,051円
(18,054円) |
15.00% |
18ヶ月 |
12,476円
(12,487円) |
15.00% |
24ヶ月 |
9,697円
(9,691円) |
※ シミュレーションの結果は参考値です。実際の金額と異なる場合があります。
はじめてカードローンを利用する人は、必ず借りる前に返済シミュレーションをしておきましょう。
また、すでにSMBCモビットを契約している場合、現在の借入状況をもとにシミュレーションできます。(※ 取引状況により利用できないケースがあります。)
ただし、カードローンは限度額の範囲内なら繰り返し利用可能です。完済の前に追加借入した場合、返済計画は変更になります。
SMBCモビットでの借り入れは計画的に行ってください。
SMBCモビットの金利と返済額をシミュレーション!
まとめ
SMBCモビットは近くのコンビニや銀行などにある提携ATMだけでなく、インターネットバンキングや口座振替でも返済を行えます。
また、スマホがローンカード代わりになるスマホATM取引に対応していたり、貯めたVポイントを返済に充てたりすることも可能です。
返済方法はとても充実しているので、自分にあった方法を見つけましょう。
- インターネット返済、口座振替なら返済の手数料が無料
- 提携ATMのうち、三井住友銀行ATMのみ手数料がかからない
- セブン銀行ATM、ローソン銀行ATMはスマホATM取引に対応
- 口座振替できる金融機関は三井住友銀行、三菱UFJ銀行、みずほ銀行、ゆうちょ銀行等
- 毎月の返済日は「5日」「15日」「25日」「末日」から選べる
- 月々の返済額は最終借入後残高に応じて決まる
- 返済計画を立てるときは返済シミュレーションが便利
SMBCモビットは最後に行った借り入れの直後の残高で返済額が決まります。最低返済額より多めに支払うこともできるため、無理のない範囲で増額返済・任意返済してください。
返済のペースを早めることで、最終的な負担を減らすことができます。返済シミュレーションを利用して、月々の返済額や返済回数をあらかじめ確認するようにしましょう。
- 著者:板垣 雄(貸金業務取扱主任者)
-
2021年に「貸金業務取扱主任者資格試験」に合格。お金に関する問題は、さまざまなライフイベントで発生します。「借りる」という観点だけにとらわれずに、さまざまなお金に関する問題を解決するための知識をお伝えします。>>プロフィール
※ 貸付条件
アイフルの貸付条件:商号 アイフル株式会社/貸金業登録番号 近畿財務局長(14)第00218号/貸付利率 3.0%~18.0%(実質年率)/遅延損害金 20.0%(実質年率)/利用限度額 800万円以内(要審査)/返済方式 借入後残高スライド元利定額リボルビング返済方式/返済期間・回数 借入直後最長14年6ヶ月(1~151回)/担保・連帯保証人 不要
レイクの貸付条件:商号 新生フィナンシャル株式会社/貸金業登録番号 関東財務局長(10)第01024号 日本貸金業協会会員第000003号/貸付利率(実質年率)4.5%~18.0%(※貸付利率はご契約額およびご利用残高に応じて異なります。)/遅延損害金(年率)20.0%/返済方式 残高スライドリボルビング方式、元利定額リボルビング方式/返済期間、回数 最長5年、最大60回(※融資枠の範囲内での追加借入や繰上返済により、返済期間・回数はお借入れ及び返済計画に応じて変動します。)/担保・保証人不要