au PAY スマートローンをはじめローン商品は、基本的に審査の過程で「在籍確認」が実施されます。
在籍確認は申込者が本当に働いているのかを確かめる作業のことで、勤務先への電話連絡で確認するのが一般的です。
そのため、「au PAY スマートローンから電話がかかってきたら、ローンの申し込みが職場にバレそう…」といった不安を感じる人もいるかもしれません。
この記事ではau PAY スマートローンの申し込みの際に不安に思う人も多い在籍確認について詳しくまとめました。
職場の同僚にバレるのが心配で申し込みを迷っている人はぜひ参考にしてください。
目次
au PAY スマートローンの審査で在籍確認は行われる?
au PAY スマートローンの審査では、在籍確認が行われるのでしょうか?
au PAY スマートローンの公式ホームページでは在籍確認について「勤務先および携帯電話(お申し込み時の登録電話番号)にお電話させていただく場合がございます」と記載されています。
このような表記だと「電話がかかってこないケースもあるのかな?」と思うかもしれませんが、基本的に在籍確認はあるものだと思ってください。
在籍確認の方法
前述のとおり、au PAY スマートローンは電話連絡によって在籍確認を行っています。
実は、指定の書類を提出するなどして勤務状況を確認しているローンサービスもありますが、au PAY スマートローンの場合は電話です。
原則、電話以外の方法による確認は行っていません。どうしても電話による在籍確認がダメであれば、アイフルやプロミスと言った消費者金融を利用するといいでしょう。詳しくは「在籍確認をなしにする方法」をご確認ください。
在籍確認をする理由
au PAY スマートローンの申込条件のひとつは「申込者本人に定期収入があること」です。
在籍確認というのはこの定期収入があることの確認のためにも必要であり、省略してはもらえません。
また、法律により収入のない人への融資は禁止されています。返済能力のない人への融資を防ぐためにも、在籍確認は重要な作業になります。
申込者の勤務先へと電話をかけて、勤務状況を確認するというのが簡単で確実な方法なので、多くのローン商品では電話連絡による在籍確認が採用されているのです。
在籍確認はカードローンやクレジットカード、自動車ローンの申し込みでも行われます。会社への電話連絡は不安かもしれませんが、特に珍しいものでもないので大きな心配はいらないでしょう。
在籍確認のタイミング
審査の進捗状況によっても在籍確認のタイミングは異なりますが、電話は契約手続き完了の直前にかかってくる場合が多いです。
au PAY スマートローンの審査は最短30分で即日融資にも対応しており、早ければ30分程度で電話がかかってきます。(※ 申し込みの時間帯や内容などによっては手続きに時間がかかる場合、ご希望に沿えない場合もあります。)
ただし、大手消費者金融に比べるとやや時間のかかるケースも多いので注意が必要です。
加えて、基本的にau PAY スマートローンが勤め先へと電話をかけるタイミングは事前に教えてもらえません。
ローン会社の中には携帯電話に「これから在籍確認を行います。」という連絡をしてくれるところもあり、いつ頃電話があるか分かります。
一方、au PAY スマートローンは審査の過程で必要に応じて電話をかけており、事前の連絡はないのです。
人によっては「勝手に電話をかけてほしくない」という人もいるでしょうが、申し込みから契約完了までの間に電話がかかってくると思ってください。
au PAY スマートローンの在籍確認で職場にバレる可能性は低い?
au PAY スマートローンの審査で職場に電話がかかってくると「周りにバレそうで不安…」と感じる人もいるかもしれませんが、在籍確認によってバレる可能性は低いです。
au PAY スマートローンを扱うauフィナンシャルサービス株式会社は、在籍確認のために申込者の勤め先へ電話をかける場合、周りにバレることがないように十分な配慮をしてくれます。
会社への電話連絡を免除してもらうことはできませんが、勤務先にバレることなく借り入れできるので安心してください。
au PAY スマートローンから在籍確認の電話が職場にかかってきても、バレる可能性が低い理由については以下で説明していきます。
電話は担当者の個人名でかける
先ほどもふれましたが、au PAY スマートローンはauフィナンシャルサービス株式会社が扱うローン商品です。
ただ、在籍確認で電話をかけるときに社名は名乗りません。
在籍確認の電話連絡は担当者の個人名でかけるため、社名からローンの申し込みがバレることはないのです。
もちろん「au PAY スマートローン」という商品名も出さず、個人名だけを名乗ります。
本人以外に用件を伝えない
在籍確認の電話では、申込者以外に用件を伝えません。
通常、在籍確認の電話に出ると「◯◯さん(申込者)はいらっしゃいますでしょうか?」のように取り次ぎを依頼されます。
用件を尋ねられても「au PAY スマートローンのお申し込みの件でお電話しました。」「在籍確認のためにお電話しました。」などとは言わないので安心してください。
申込者本人が電話に代わったことを確認してから用件は伝えられます。
席を外していても在籍確認できる
基本的に在籍確認は申込者が席を外していても行えます。
審査のために知りたいのは「申込者がその会社で働いているかどうか」で、電話を取った人から勤務状況の分かる返答があれば良いのです。
例えば、「休憩中などで席を外している」「来客やほかの電話に対応していて代われない」「休みで出勤していない」というケースも問題ありません。
いずれの返答でもその会社で働いていることは分かります。
また、不在時の電話ならいくらでも言い訳ができます。あとで電話があったことを伝えられたら、「クレジットカードの申込確認だと思います。さっきスマホにも連絡ありました。」などといえば、それ以上詮索されることもないでしょう。
au PAY スマートローンの審査で行われる一般的な在籍確認の会話内容
繰り返しになりますが、在籍確認の電話でau PAY スマートローンへの申し込みがバレる可能性は低いです。電話は個人名でかけられ、申込者以外に用件を伝えることもありません。
ここでは在籍確認の一般的な会話内容について見ていきます。
「申込者本人が電話に出る・代わる場合」と「申込者本人が不在の場合」に分けて確認していきましょう。
申込者本人が電話に出る・代わる場合
まずは、申込者本人が電話に出る、もしくは代わる場合です。
同僚:「◯◯ですね。ただいま代わりますのでお待ちください。」
申込者:「お電話代わりました。◯◯です。」
担当者:「私、auフィナンシャルサービス株式会社の木村と申します。au PAY スマートローンのお申し込みの件でお電話いたしました。お勤め先の確認が取れましたので、このあとの手続きについてはメールにてご連絡いたします。それまでもう少々お待ちください。」
自分自身が直接電話を取っても、同僚に取り次いでもらっても、基本的には上のような会話内容になります。
本人確認のために申し込み時に登録した住所や電話番号、生年月日などを聞かれることもありますが、大まかな会話の流れは変わりません。
スムーズに進めば在籍確認は1、2分の会話で完了するでしょう。
申込者本人が不在の場合
次は申込者本人が不在の場合です。
同僚:「◯◯ですね。ただいま代わりますのでお待ちください。」
同僚:「お待たせいたしました。申し訳ありませんが、◯◯は本日午後から休みを取っております。明日の午後には出勤する予定ですが、お急ぎのご用件でしょうか?」
担当者:「いえ、急ぎではありませんので、また改めてこちらからお電話いたします。それでは失礼いたします。」
申込者本人が不在でもこのような会話内容なら在籍確認が取れたことになります。
会話の流れで「また改めてお電話いたします」といっていますが、在籍確認に問題がなければ、また電話がかかってくることはありません。
申し込みの時間帯や審査の進捗状況にもよりますが、自分自身が休みの日に申し込んだなら、本人不在の状態で在籍確認が行われることになるでしょう。
在籍確認が原因でau PAY スマートローンの審査に落ちることはある?
在籍確認もローン審査のひとつです。
そのため、在籍確認が原因でau PAY スマートローンの審査に落ちることもあります。
例えば、以下のようなケースは審査に落ちてしまう可能性が高いです。
- 何度電話をかけても繋がらなかった
- 申込者の在籍が否定された
- 長期休暇などで次の出勤予定が分からなかった
- 病気やケガで出勤していない状態だった
在籍確認の目的は「勤務先」と「勤務状況」を確かめることです。
「申し込み時に申告した職場で働いていない」、もしくは「籍はあるものの安定収入を得ていることの判断ができない」というときは、審査落ちになる可能性が高いでしょう。
その一方で、電話が一度繋がらなかったくらいで審査に落ちることはありません。
「土日や祝日などで会社に人がいない」というケースもあると思いますが、その場合、日を改めて電話がかけられます。
ただし、審査は在籍確認が取れるまで完了しないので注意してください。申し込みのタイミングによっては在籍確認がすぐに取れず、審査完了まで数日待つ可能性もあるのです。
au PAY スマートローンからの在籍確認はどこに電話がかかってくる?
au PAY スマートローンからの在籍確認の電話は、申し込み時に入力した勤務先に対してかかってきます。
在籍確認は雇用形態に関係なく実施されるので、パートやアルバイトで働いている人も勤務している店舗、会社へ電話があります。
もし複数の仕事を掛け持ちしているのなら、メインの収入となる勤務先の情報を申し込みの際に入力するようにしてください。
審査内容によっては収入証明書の提出も必要で、その場合、申し込み時に入力した勤務先の情報と一致していなくてはいけません。
在籍確認に問題があると審査に時間がかかったり、審査に落ちてしまったりするので、勤務先の入力方法などで迷ったらコールセンターに問い合わせましょう。
不明点は事前に確認しておく方が確実です。
au PAY スマートローンの在籍確認が不安な人への代替策
説明してきたようにau PAY スマートローンの審査では勤め先への電話連絡によって在籍確認をしています。
申込者のプライバシーに配慮してくれるのでバレる可能性は低いですが、「普段、外部から自分に電話がかかってくることがないから心配…」という人もいるでしょう。
また、土日や夜間などですぐに電話を受けられないが、「どうしても今日中にお金を借りたい!」という人もいますよね。
どうしても電話による在籍確認だと都合が悪いという人は、大手消費者金融のカードローンもあわせて検討してください。
大手消費者金融の方が対応は柔軟で、会社への電話連絡をなしにできるケースも多いです。
カードレスにも対応していて、スマホで手続きが完了する商品もあるため、周りに知られることなくキャッシングサービスを利用できます。
消費者金融 | 金利(実質年率) | 限度額 |
---|---|---|
プロミス | 4.5%~17.8% | 1万円~500万円 |
アコム | 3.0%~18.0% | 1万円~800万円 |
アイフル | 3.0%~18.0% | 1万円~800万円 |
レイク | 4.5%~18.0% | 1万円~500万円 |
SMBCモビット | 3.0%~18.0% | 1万円~800万円 |
いずれのカードローンもau PAY スマートローンの金利と大きな差はありません。新規契約者向けに無利息期間のあるカードローンも多く、上手に利用すれば利息の負担を抑えられるでしょう。
審査のスピードにも定評があり、十分に即日融資も可能です。(※ 申し込みの時間帯などによっては翌営業日以降の連絡になります。)
勤め先への電話連絡なしで審査を受けられるカードローン
アイフルやプロミス、SMBCモビットといった大手消費者金融であれば、原則会社への電話連絡なしでカードローンの審査を進めてもらえます。
いずれも電話連絡なしで勤務先、勤務状況を確認できる仕組みがあり、原則として会社に電話はかかってきません。
会社への電話連絡を回避したいなら、大手消費者金融を優先的に検討しましょう。
書類提出による在籍確認を相談できるカードローン
そのほかの大手消費者金融に関しても、指定の書類を提出することで電話連絡をなしにできるケースがあります。
インターネットから申し込みを済ませたら、コールセンターに電話して、在籍確認の方法について相談してください。担当者の判断次第ですが、社会保険証や給与明細を提出することで電話による在籍確認の代わりとしてくれます。
「電話での在籍確認が必要」と判断されるケースはあるものの、相談してみる価値は十分にあるでしょう。
まとめ
au PAY スマートローンは審査の過程で電話連絡による在籍確認を実施することがあります。周りにバレる可能性は低いですが、勤務先の会社に電話がかかってくることは覚えておきましょう。
au PAY スマートローンは最短30分の審査です。スムーズに審査が進めば、申し込みから30分程度で電話がかかってくると思ってください。(※お申し込みの内容により、お手続きにお時間がかかる場合や、ご希望に沿えない場合がございます。)
- au PAY スマートローンは在籍確認を電話で行う
- 在籍確認の電話は個人名なので周囲に知られにくい
- 電話では用件を本人以外に伝えないので安心
- 在籍確認は申込者が不在でも問題ない
- 会社が休みで在籍確認できないと審査も遅れる
au PAY スマートローンは電話連絡で在籍確認する方針を取っており、大手消費者金融のような柔軟な対応は望めません。
もし「電話による在籍確認だと都合が悪い」「職場に人がおらず在籍確認が進まない」などの事情があるなら、大手消費者金融のサービスも選択肢に入れてください。
会社への電話連絡なしで審査を進めてくれたり、在籍確認の方法について相談できたりするため、電話連絡を免除してほしい人におすすめです。
- 著者:板垣 雄(貸金業務取扱主任者)
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2021年に「貸金業務取扱主任者資格試験」に合格。お金に関する問題は、さまざまなライフイベントで発生します。「借りる」という観点だけにとらわれずに、さまざまなお金に関する問題を解決するための知識をお伝えします。>>プロフィール
※ 貸付条件
アイフルの貸付条件:商号 アイフル株式会社/貸金業登録番号 近畿財務局長(14)第00218号/貸付利率 3.0%~18.0%(実質年率)/遅延損害金 20.0%(実質年率)/利用限度額 800万円以内(要審査)/返済方式 借入後残高スライド元利定額リボルビング返済方式/返済期間・回数 借入直後最長14年6ヶ月(1~151回)/担保・連帯保証人 不要
レイクの貸付条件:商号 新生フィナンシャル株式会社/貸金業登録番号 関東財務局長(10)第01024号 日本貸金業協会会員第000003号/貸付利率(実質年率)4.5%~18.0%(※貸付利率はご契約額およびご利用残高に応じて異なります。)/遅延損害金(年率)20.0%/返済方式 残高スライドリボルビング方式、元利定額リボルビング方式/返済期間、回数 最長5年、最大60回(※融資枠の範囲内での追加借入や繰上返済により、返済期間・回数はお借入れ及び返済計画に応じて変動します。)/担保・保証人不要