アコムは申し込みから借り入れまでのすべてをWeb完結で手続きできるだけでなく、自動契約機を使えばその場でカード発行することもできます。
複数の申込方法や借入方法が用意されているので、都合の良い方法を選択しましょう。この記事ではアコムでのお金の借り方についてまとめました。
「具体的にどのような流れでお金を借りるの?」「最短でお金を借りる方法を知りたい!」という方向けにアコムの利用方法を解説していきます。
また、アコムのメリットやデメリットも説明するので、申し込みをする上での参考にしてください。
目次
アコムでお金を借りる手順|申し込みから借り入れまでの流れ
アコムの申込方法は次の4種類です。
- インターネット(パソコン・スマホ)
- 自動契約機(むじんくん)
- 電話
- 郵送
もっともスムーズなのはWeb完結できるインターネットからの申し込みですが、どの方法でも審査基準などは変わりません。
それぞれの申込方法の手順を簡単に紹介していきます。
インターネット(パソコン・スマホ)から申し込む場合
アコムはパソコンだけでなく、スマートフォンからでも申し込めます。申し込みフォームへ進んだら必要事項を入力しましょう。
その後、アコムから書類提出に関する案内が届くので、それに従って本人確認書類などの提出を行ってください。
- 申し込みフォームに必要事項を入力する
- 案内に従って書類を提出する
- メールで届く審査結果を確認する
- Webもしくは店舗への来店で契約手続きを行う
- 振込融資またはATMでお金を借りる
自動契約機(むじんくん)から申し込む場合
アコムには自動契約機(むじんくん)があるため、来店でカードローンを申し込むこともできます。必要書類を持参の上、最寄りの自動契約機に来店してください。
最寄りの自動契約機の場所や営業時間は、アコムの公式ホームページから検索可能です。
- 必要書類を持って自動契約機に来店する
- タッチパネルを操作して、申し込みに必要な情報を入力する
- 備え付けのスキャナーで必要書類を提出する
- その場で審査結果を確認する
- 審査結果に問題がなければ契約手続きを行う
- 発行されるローンカードを受け取る
- 併設されているアコムATMなどでお金を借りる
電話で申し込む場合
電話での申し込みを希望する方は、アコムのフリーコールを利用しましょう。18時までの申込完了で当日分の受け付けになりますが、18時以降は翌日の受け付けになるので注意してください。
また、申し込みは電話でも、必要書類はインターネットなどで提出することになります。「パソコンやスマホの操作が苦手」という理由で電話での申し込みを選ぶ人もいると思いますが、電話だけで手続きがすべて完了するわけではありません。
- アコムのフリーコールに電話する
- 審査に必要な項目を口頭で伝える
- インターネットなどから必要書類を提出する
- 審査結果に問題がなければ契約手続きを行う
- 来店もしくは郵送でカードを受け取る(カードレスも可能)
- 振込融資またはATMでお金を借りる
郵送で申し込む場合
アコムを郵送で申し込む場合は、申込書類の記入後、本人確認書類などの必要書類の写しと一緒に返送しましょう。申込書類はアコムのフリーコールに連絡することで取り寄せることができます。
ただし、郵送での申し込みは、ほかの申込方法と比べて時間がかかります。電話した際に申し込んだ方が早いですし、じっくり考えたいならインターネットから好きなタイミングで申し込む方が良いです。
- アコムのフリーコールで申込書類を請求する
- 申込書類に必要事項を記入し、必要書類を同封して返送する
- 電話連絡で審査結果が伝えられる
- 審査結果に問題がなければ契約手続きを行う
- 契約書類とローンカードを郵送で受け取る
- マイページへのログイン、もしくはフリーコールに電話してカードを有効化する
- 振込融資またはATMでお金を借りる
契約後のアコムでのお金の借り方は2種類
カードローン契約完了後のアコムでのお金の借り方は主に「ATM」と「銀行振込」です。
カードレス契約だとアコムATMは利用できませんが、スマホATMや銀行振込で借り入れできます。自分にとって都合が良い方法で借りてください。
それぞれの方法でのお金の借り方について説明していきます。
1. ATMで借りる
アコムは「アコムATM」や「提携先ATM」が利用可能です。提携先ATMの方が設置台数は多いものの、利用には所定の手数料がかかります。
頻繁に借り入れ・返済する方は、手数料も考えて利用するようにしてください。
アコムATMと提携先ATMの特徴を表にまとめました。
アコムATM | 提携先ATM | |
---|---|---|
手数料 | 無料 | 有料 |
利用可能時間 | 24時間 ※1 | 設置場所により異なる |
カードレス利用 | × | △ ※2 |
※ アコムおよび各金融機関のメンテナンス時間などは利用できません。
※1 アコムATMの利用可能時間は店舗によって異なる場合があります。
※2 カードレスで利用できるのはスマホATM対応のセブン銀行ATMのみです。
アコムATM
アコムATMのメリットは「手数料がかからない点」と「24時間利用可能なATMもある点」です。ローンカードが必要なのでカードレス契約だと利用できませんが、手数料無料で千円単位のキャッシングができます。
- カードをATMに挿入する
- 4桁の暗証番号を入力する
- 「ご融資」を選択する
- 利用可能額の範囲内で金額を指定する
- 明細書とカードを受け取る
- 現金を受け取る
提携先ATM
アコムの借り入れができる代表的な提携先ATMは「三菱UFJ銀行ATM」「セブン銀行ATM」「イーネットATM」「ローソン銀行ATM」「イオン銀行ATM」などです。
利用する提携先によってATMの画面が異なるケースもありますが、セブン銀行ATMの場合は以下のような手順で借り入れできます。
- カードをATMに挿入する
- ご出金(借入)を選択する
- 4桁の暗証番号を入力する
- 希望する取引金額を入力する
- 出金額に間違いがなければ「確認」ボタンを押す
- 明細書とカードを受け取る
- 現金を受け取る
- アコムの提携ATMってどういったATMですか?
- 【アコムの提携ATM一覧】
- 三菱UFJ銀行ATM
- セブン銀行ATM
- イーネットATM
- ローソン銀行ATM
- イオン銀行ATM
- 北海道銀行ATM
- 北陸銀行ATM
- 八十二銀行ATM
- 三十三銀行ATM
- 広島銀行ATM
- 西日本シティ銀行ATM
- 福岡銀行ATM
- 十八親和銀行ATM
- 熊本銀行ATM
※ ローソン銀行ATM、八十二銀行ATM、広島銀行ATMは一万円単位での借り入れになります。
コンビニなどにもアコムの提携先ATMがあるため、「現金が必要!」というときでもすぐに借り入れできます。営業時間は設置場所などによって異なりますが、コンビニなどなら24時間利用できる場所もあります。また、セブン銀行ATMであれば「スマホATM」のサービスを使った借り入れにも対応しています。あらかじめアコムのスマホアプリをインストールしておきましょう。そうすれば、スマホアプリがカードの代わりになります。「カードレスで契約した」「ローンカードを家に忘れてしまった」というときは、スマホATMのサービスが便利です。
2. 銀行振込で借りる
銀行振込のメリットは「手数料無料」「24時間365日借入可能」「最短10秒で振り込み」の3点です。(※ メンテナンスにより利用できない時間帯もあります。)
ただし、実際に振り込まれる時間は、金融機関によって異なるため、急いでいる方は金融機関ごとの振込実施時間をあらかじめ確認しておくと安心でしょう。
例えば、もっともアコムの振込融資と相性の良い楽天銀行なら毎日受付完了(受付時間:0:10~23:49)から10秒程度で振り込みができます。
銀行振込の依頼方法は「インターネット(マイページ)」「スマホアプリ」「電話」の3つですが、今回はインターネットからの手続き方法を紹介します。
- マイページにログインする
- 「振込で借りる」をクリックする
- 画面の案内に従って必要情報を入力する
- 申込内容を確認して、「申し込む」ボタンをクリックする
- 登録した金融機関口座への振り込みが行われる
- 必要に応じてキャッシュカードで引き出す
即日も可能!最短でアコムからお金を借りる方法とは?
最短でアコムからお金を借りたい場合は、以下の流れでの手続きがおすすめです。
- インターネットから申し込み
- スマホアプリで必要書類を提出
- 審査完了後、メール記載のURLからネットで契約手続き
- 銀行振込もしくはスマホATMで借り入れ
申し込みの時間帯などにもよりますが、この手順なら最短20分融資も可能です。(※ お申込時間や審査によりご希望に添えない場合がございます。)
金融機関によって振込実施時間が異なるため、利用する金融機関の対応時間を確認しておきましょう。また、「振込融資だと入金までに時間がかかるケース」や「現金が必要なケース」はスマホATMも便利です。
ただし、アコムの審査対応時間は9:00~21:00で、21時以降の申し込みは、翌営業日の受け付けになります。
21時までに契約が完了しないと当日の融資は受けられなくなるため、お急ぎの方はできるだけ早めに手続きしましょう。
アコムで即日融資を受ける方法や手続きのタイムリミットなどについて別の記事で解説しているので、そちらも参考にしてください。
Web完結なら来店不要の即日融資にも対応
アコムはインターネットからの申し込みならカードレスのWeb完結が可能です。ローンカードを発行する場合は、自動契約機への来店や郵送での受け取りが必要になります。
そのため、来店不要で当日中に融資を受けたい場合は、Web完結で手続きしてください。繰り返しになりますが、アコムはカードレスでも銀行振込やスマホATMのサービスが利用できます。
カードレスだとローンカードを使ったATMからの借り入れはできないものの、十分便利にキャッシングできるでしょう。
自動契約機を利用する場合も申し込みはネットがおすすめ
アコムのカードを当日中に受け取る場合は、自動契約機の利用が必要です。ただ、自動契約機を利用するときも、カードの申し込みはインターネットから済ませておきましょう。
事前にインターネットから申し込みをしておけば、自動契約機への来店後に一から手続きする必要がありません。店舗に到着してからの手間・待ち時間を短縮できるので、自宅などで申し込みを済ませ、審査結果の連絡が来てから店舗へ向かってください。
アコムのカードローンの基本スペックをおさらい
アコムのカードローンに申し込む前に基本的なスペックをおさらいしておきましょう。
利用対象者 | 安定した収入と返済能力を有する方で、アコムの基準を満たす方 |
---|---|
契約極度額(利用限度額) | 1万円~800万円 |
貸付利率(実質年率) | 3.0%~18.0% |
遅延損害金(年率) | 20.00% |
返済方式 | 定率リボルビング方式 |
最小返済金額 | 月々1,000円~ |
約定返済期日 | 「35日ごと」もしくは「毎月指定日」 |
最短融資時間 | 20分※ お申込時間や審査によりご希望に添えない場合がございます。 |
無利息期間 | 初回契約の翌日から30日間 |
借入方法 | ATM/ 振込融資 |
返済方法 | インターネット/ ATM/ 銀行振込/ 口座振替 |
アコムでお金を借りるための必要書類
アコムでお金を借りるためには、本人確認書類などが必要になります。審査内容・提出方法などによって必要な書類は異なるので、アコムからの案内に従って準備してください。
本人確認書類 | 以下のいずれかが必要です。ただし、提出方法によって必要な書類の数が異なります。 ・運転免許証(表面および裏面) ・マイナンバーカード(表面のみ) ・パスポート(顔写真および住所記載部分) ・保険証(表面および裏面) ※1 |
---|---|
収入証明書 | 「契約額が50万円を超える」もしくは「他社を含めた借入総額が100万円を超える」場合、以下のいずれかが必要になります。 ・源泉徴収票 ・給与明細書 ・市民税/ 県民税額決定通知書 ・所得証明書 ・確定申告書/ 青色申告書/ 終始内訳書 |
※ 本人確認書類記載の住所が現住所と異なる場合、現住所を確認できる住民票の写しや公共料金の領収書(電気・ガス・水道など)の提出も必要です。
※ 書類にマイナンバーや本籍地が記載されている場合、それらが写らない状態にして提出してください。
※1 保険証以外の交付を受けていない方のみ本人確認書類として利用可能です。店舗で保険証を提出する場合、「契約後にアコムからの郵便物の受け取り」もしくは「発行日から6ヶ月以内の補足書類(住民票の写し、公共料金の領収書)の提出」が必要です。また、保険証を提出するときは、記号・番号・保険者番号・QRコードは付箋で隠すなどして、写らない状態にしてください。
初めてのカードローン審査ならまずは「3秒診断」
これまでカードローンを利用したことがない場合、「アコムの審査は厳しいかな?」という心配がある人も多いでしょう。
アコムは安定した収入があればパート・アルバイトで働く人(学生・主婦も可)も申し込めますが、審査がある以上、どうしても落ちてしまうことはあります。そのため、もし審査が不安なら「3秒診断」を利用してください。
3秒診断で必要な情報は「年齢」「年収(総支給額)」「カードローン他社借入状況」の3項目だけです。これら3項目を入力するだけで、借りられるかどうかの目安をすぐに診断してくれます。(※ 診断結果は申し込みを検討する際の目安です。実際の審査結果と異なる場合があります。)
診断結果の確認画面から審査の申し込みへ進むこともできるため、まずは3秒診断がおすすめです。
また、アコムの審査については別の記事で詳しく解説しています。審査内容や審査に通るためのコツを知りたい方は、そちらも参考にしてください。
【初めての方向け】アコムでお金を借りる3つのメリット
はじめてのカードローン利用で、「本当にアコムで良いのか?」と迷っている人もいるでしょう。そんな方のためにアコムでお金を借りるメリットについてまとめました。
- 最短20分融資も可能なスピーディな審査
- 30日間金利0円サービスがお得
- ACマスターカードも即日発行できる
1. 最短20分融資も可能なスピーディな審査
アコムの特徴のひとつはスピーディな審査です。
アコムは最短20分融資(※1)にも対応していて、「今日中にお金を借りたい」「今すぐに現金がほしい」という人に向いています。(※1 お申込時間や審査によりご希望に添えない場合がございます。)
インターネットからの申し込み後、すぐに必要書類を提出して、そのままWebで契約を済ませましょう。契約が完了したらマイページやスマホアプリの「振込で借りる」のメニューから手続きしてください。
24時間最短10秒で振り込み(※2)なので、手続き完了後、すぐに自身の登録口座に振り込みをしてくれます。(※2 金融機関によって異なります。)
もちろん、スマホATMを利用したり、近くの自動契約機に来店してカード発行・借り入れしたりも可能です。
2. 30日間金利0円サービスがお得
アコムには「30日間金利0円サービス(初回30日間無利息)」があります。そのため、はじめてアコムを利用する方は、契約の翌日から30日間は利息がかかりません。
対象期間内なら追加借入についても無利息になるため、上手に利用すれば利息の負担を軽減できるでしょう。(※ 金利0円適用期間終了の翌日から通常金利が適用されます。)
例えば、10万円を年18.0%の金利で30日間借りた場合の利息は1,479円です。もしこの30日間が無利息期間なら、その利息の全額が節約できることになります。
3. ACマスターカードも即日発行できる
アコムではカードローンだけでなく、クレジットカード(ACマスターカード)の取り扱いもあります。ACマスターカードは年会費無料のキャッシング機能付きクレジットカードです。
通常、郵送でクレジットカードを発行する場合はどうしても1週間以上かかりますが、ACマスターカードは最短即日発行にも対応しています。そのため、「すぐにクレジットカードがほしい」「ローン専用カードは持ちたくない」というときは、ACマスターカードを発行するという選択肢もあります。
ただし、自動契約機(むじんくん)によっては、ACマスターカードの発行に対応していないところもあるので注意してください。ACマスターカードの発行に対応している自動契約機は、アコムの公式ホームページなどから検索しましょう。
また、ACマスターカードはバーチャルカード発行もできるため、アプリ上でのカード発行後、すぐにインターネットショッピングに利用することも可能です。
ちなみに、すでにアコムのカードローンを利用している場合は、マイページなどからACマスターカードへの切り替えもできます。(※ 切り替えには審査があります。)
アコムにはデメリットもある?お金を借りるときの注意点
アコムなどのカードローンやキャッシングサービス全般でいえるのは、「計画的な利用が重要」ということです。
利用限度額は返済能力に応じて決定されますが、無計画な利用は危険です。借り過ぎてあとから返済に困らないようにしましょう。
また、アコムにおいては以下の2点にも注意してください。銀行カードローンなどと比較した場合、これらはアコムのデメリットになるでしょう。
- 銀行カードローンに比べると金利は高め
- 提携先ATMの利用に手数料がかかる
銀行カードローンに比べると金利は高め
アコムの金利は年3.0%~18.0%です。個別の金利については審査の結果次第ですが、上限金利は銀行カードローンに比べて高めです。
アコムをはじめて契約する方には無利息期間があるため、短期的な利用なら利息の負担は軽減しやすいでしょう。
一方、「長期で返済計画を立てる場合」や「まとまった金額を借りる場合」は、できるだけ金利は低い方が良いです。銀行カードローンの多くは上限金利が年15.0%以下なので、金利重視なら銀行の商品も検討してください。
アコムなどの消費者金融は「金利がやばい」「借りたら終わり」といわれることもありますが、利息制限法という法律の範囲内で適用利率が決定されます。利息制限法においては「100万円以上なら年15.0%まで」「10万円~100万円未満なら年18.0%まで」「10万円未満なら年20.0%まで」と適用できる金利の上限が決められています。銀行カードローンに比べて高めの金利ではあるものの、法律の範囲内なので安心してください。借りすぎに注意して、早めに完済できるように返済を工夫すれば、利息の負担は十分に軽減できます。
提携先ATMの利用に手数料がかかる
アコムを提携先ATMで利用する場合、所定の手数料がかかります。主にコンビニなどにある提携先ATMで借り入れや返済を行おうと考えている方は、手数料にも注意してください。
取引金額が1万円以下なら110円、1万円超なら220円の手数料が利用者負担になります。手数料が気になる方は、アコムATMや振込融資の利用がおすすめです。
1回ごとの手数料は少額でも、繰り返し利用するならできるだけ節約しましょう。
アコムでお金を借りるなら返済方法もチェック
アコムは「定率リボルビング方式」という返済方式を採用していて、毎月、借入金額の一定割合を返済していくことになります。以下のような複数の返済方法に対応しているので、返済しやすい方法を選びましょう。
- アコムATM
- 提携ATM
- インターネット返済
- 銀行振込
- 口座振替(自動引き落とし)
おすすめの返し方は「インターネット返済」もしくは「口座振替」です。
インターネットバンキングを使って返済する方法なら時間・曜日に関係なく手続きでき、手数料もかかりません。(※ 一部対応していない金融機関があります。また、メンテナンスなどにより利用できない時間帯があります。)
また、返済忘れが心配な方は、口座振替の登録をしておくと良いでしょう。口座振替も手数料は無料で、毎月6日(金融機関休業日は翌営業日)に自動で引き落としを行ってくれます。
返済を工夫すれば利息の負担は軽減できる
「消費者金融は返済が大変そう!」というイメージを持っている人もいるかもしれませんが、返済を工夫すれば利息の負担は軽減可能です。
カードローンの利息は日割り計算になるため、完済までにかかる期間を短くしましょう。
前述のとおり、アコムは「定率リボルビング方式」です。ただし、この返済方式で決まるのは最低返済額(約定返済額)なので、それよりも多めに返済するようにしてください。
ATMやインターネット返済なら入金額を増やすか、月々の返済とは別に入金することもできます。口座振替に関しては最低返済額のみの引き落としになるため、別の方法で追加返済しましょう。
返済遅れは信用情報にも影響するので注意
アコムの月々の返済に遅れが生じた場合、信用情報に影響があります。消費者金融などのカードローン審査には信用情報が利用されるため、利用状況や契約内容は信用情報に登録されます。
ただ、信用情報を利用するのはクレジットカードやショッピングローン(家電や携帯電話端末の分割払いなど)も一緒です。信用情報自体が怖いものというわけではありません。
問題は返済遅れなどのネガティブな情報が登録されることです。特に長期の返済遅れは信用情報に深刻な影響を与え、いわゆる「信用情報がブラックな状態」になります。
信用情報が回復するまでに5年以上かかるケースもあるので、アコムでお金を借りるときは返済遅れに注意してください。
毎月の返済日を過ぎてしまった場合、アコムから返済確認の連絡がきます。基本的に最初は携帯電話の番号に連絡が入るので、早めに対応するようにしてください。返済に遅れてもドラマなどであるような怖い取り立ては行われません。督促の方法や時間帯などについては法律による規制があるので、法律・社内ルールに則って督促は行われます。ただし、延滞が長期化したなら法的手続きが取られる可能性はあります。給与の差し押さえが認められると、勤務先の会社にも知られてしまうので注意が必要です。
アコムはアプリだけでもお金を借りられる?
アコムには公式スマホアプリ「myac」があり、アプリでお金を借りることもできます。アプリでお金を借りる場合、「スマホATM」もしくは「振込融資」を利用してください。
スマホATMならセブン銀行ATMでアプリを使って出金できますし、振込融資は24時間最短10秒で入金してくれます。(※ 振込融資の入金時間は金融機関によって異なります。)
振込融資であれば手数料もかかりません。また、アプリには返済日の通知機能もあるので、アコムを利用するならインストールしておくと便利でしょう。
アプリのインストールはお金を借りるタイミング、もしくは、インターネットからの申し込み後に必要書類提出の案内が届いたタイミングがおすすめです。アプリなら運転免許証や収入証明書などの書類を撮影し、そのまま提出することができます。
アコムのカードローンの限度額は増額できる?
アコムの利用限度額は1万円~800万円で、審査によって1万円単位で決められます。ただし、限度額は増額が可能です。
増額にも審査はありますが、増額が認められれば今よりも大きな限度額にできます。増額を希望する場合は、アコムのマイページにログインし、「ご利用可能枠を増やす」から手続きしてください。増額に必要な情報を入力していき、確認画面で「契約する」ボタンを押せば手続きは完了です。
インターネットを含めてアコムには以下のような増額方法があります。
- インターネット(マイページ)
- アコムATM
- 自動契約機(むじんくん)
- 電話(アコム総合カードローンデスク)
増額の申し込みには収入証明書の提出が必要だったり、マイページから手続きできなかったりするケースもあるので、手続きに疑問・不安がある方はコールセンターに問い合わせましょう。
アコムの場合、増額審査の結果は原則即日回答で、土・日・祝日も対応してくれます。
アコムの限度額を増額する流れ!増額できない時・アコムの増額審査に落ちた時どうする
【過去に利用があった方向け】まだアコムでお金を借りられるか確認する方法
過去にアコムの利用があった場合、解約していなければ利用可能金額の範囲内ですぐにお金を借りられます。アコムの公式ホームページからマイページへログインして、利用可能金額を確認しましょう。
ただし、以下のようなケースに該当する場合は、一度、アコムのコールセンターまで連絡してください。現在の状況に応じた対応方法を案内してくれます。
- マイページにログインできない
- カードを破棄してしまった
- カードを失くしてしまった
- ACマスターカードの有効期限が切れている
- 解約したがまた借りたい
すでに契約が解除されているのであれば、基本的に新規申込と同じ扱いになるでしょう。
「30日間金利0円サービス」は新規申込者が対象になるため、無利息期間を利用したい方は別の消費者金融のカードローンを検討してください。
アコムの借り方・初めての借り入れに関するよくある質問
- アコムは誰でも借りられる?
- アコムからお金を借りるには条件があります。お金を借りるためには安定した収入と返済能力が必須です。
そのため、誰でも借りられるわけではなく、アコムの審査基準を満たさないといけません。
例えば、無職の方は申込条件をクリアできませんし、本人に収入のない専業主婦の方も同様です。
一方、毎月一定の収入があり、申込条件をクリアしているならパート・アルバイトで働く人の申し込みは可能です。アコムは審査の前に「借りられるかどうか?」の目安が分かるので、まずは「3秒診断」を行ってみましょう。 - アコムで現金を借りる方法は?
- アコムで直接現金を借りるならATMを利用しましょう。自動契約機などに併設されているアコムATM、もしくはコンビニなどにある提携先ATMを利用可能です。
さらに、セブン銀行ATMの場合、「スマホATM」にも対応しているので、カードレスでアコムを契約していても借り入れできます。
また、銀行振込によって口座に入金されたお金をキャッシュカードで引き出すという方法もあります。アコムは提携先ATMの利用に手数料がかかりますが、振込融資は手数料が無料です。金融機関のATM手数料無料回数・無料時間の範囲内で引き出せるときは、振込融資を利用しても良いでしょう。 - アコムからお金を借りるためには在籍確認が必要?
- カードローンの審査では申込者の勤務先を確かめるための「在籍確認」が行われます。ただし、アコムは「原則、お勤め先へ在籍確認の電話なし」としています。(※ 原則、電話での確認はせずに書面やご申告内容での確認を実施)
ですので、電話連絡による在籍確認が嫌な人にもアコムはおすすめです。
また、審査の関係でどうしても電話連絡が必要なときは事前に申込者の同意を得てから実施するため、いきなり職場に電話がかかってくることはありません。 - アコムでお金を借りると家族や職場にバレる?
- アコムはカードレス対応なので郵送物なしで契約することができますし、原則として勤務先への電話連絡もありません。そのため、アコムからの借り入れが家族や職場にバレる可能性は低いです。
ただし、延滞時には自宅に督促書類が届くケースもあるので注意してください。周りにバレずにアコムを利用するためには、最低限、返済日に遅れないようにしましょう。 - アコムはローンカードなしでも借りられる?
- アコムはローンカードを発行しない「カードレス契約」に対応しています。カードレスを希望する場合は、インターネットからの申し込み後、本人確認書類をアコムのスマホアプリで提出してください。そして、Webで契約手続きする際は、カード受取方法で「カード不要」を選択します。
カードレスであればWebでの契約が完了した時点ですぐに借り入れできます。銀行振込またはスマホATMを利用して借り入れしましょう。
まとめ
アコムははじめてカードローンを利用する人にもおすすめのキャッシングサービスです。Web完結で手続きできますし、初回契約の翌日から30日間は無利息期間になります。
借り入れまでの流れは複数ありますが、申し込みはネットからがおすすめです。来店してからの待ち時間の短縮になるので、自動契約機でカード発行する方も申し込みはネットで済ませておきましょう。
最後にこの記事のポイントをまとめます。
- 24時間いつでも申し込める「インターネット申し込み」がおすすめ
- 借入方法は「ATM」と「銀行振込」の2種類
- アコムATMなら手数料が無料
- セブン銀行ATMはスマホATM対応なのでカードレスで利用できる
- 振込融資は24時間最短10秒かつ手数料無料で振り込み ※1
- アコムの契約がはじめての方は契約翌日から30日間無利息
- 返済方法は「ATM」「インターネット」「口座振替」など多数
※1 メンテナンスにより利用できない時間帯もあります。また、振込実施時間は金融機関によって異なります。
はじめてのカードローンで審査に不安がある人は、最初に「3秒診断」を受けてみましょう。「借りられるかどうか?」の目安をすぐにチェックできるので、診断結果を確認してから実際の申し込みに進めます。
また、アコムのキャッシングサービスは非常に利便性が高いですが、実際にお金を借りるときは、返済についてもしっかりと確認しておくことが重要です。アコムは返済方法が充実していて、インターネット返済や口座振替にも対応しています。
お金を借りてから後悔しないようにカードローンは計画的に利用してください。
- 著者:板垣 雄(貸金業務取扱主任者)
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2021年に「貸金業務取扱主任者資格試験」に合格。お金に関する問題は、さまざまなライフイベントで発生します。「借りる」という観点だけにとらわれずに、さまざまなお金に関する問題を解決するための知識をお伝えします。>>プロフィール
※ 貸付条件
アイフルの貸付条件:商号 アイフル株式会社/貸金業登録番号 近畿財務局長(14)第00218号/貸付利率 3.0%~18.0%(実質年率)/遅延損害金 20.0%(実質年率)/利用限度額 800万円以内(要審査)/返済方式 借入後残高スライド元利定額リボルビング返済方式/返済期間・回数 借入直後最長14年6ヶ月(1~151回)/担保・連帯保証人 不要
レイクの貸付条件:商号 新生フィナンシャル株式会社/貸金業登録番号 関東財務局長(10)第01024号 日本貸金業協会会員第000003号/貸付利率(実質年率)4.5%~18.0%(※貸付利率はご契約額およびご利用残高に応じて異なります。)/遅延損害金(年率)20.0%/返済方式 残高スライドリボルビング方式、元利定額リボルビング方式/返済期間、回数 最長5年、最大60回(※融資枠の範囲内での追加借入や繰上返済により、返済期間・回数はお借入れ及び返済計画に応じて変動します。)/担保・保証人不要