プロミスのカードローンは最大500万円までの借り入れに対応していて、審査で決定された限度額の範囲内なら自由に追加融資を受けられます。
ただし、月に1回の返済は必要であり、限度額いっぱいまで借りている場合は追加融資を受けられません。
もし借入可能枠が不足しているならプロミスの利用限度額を増額しましょう。
例えば、現在の限度額20万円から50万円まで増額された場合、限度額ギリギリまで借りていても新たに30万円の借り入れが可能です。
この記事ではプロミスの限度額を増額する方法についてまとめました。また、プロミスで増額が認められにくいケースや増額審査に落ちたときの対処法もあわせて説明するので、そちらもしっかりと確認しておきましょう。
実は増額の審査は厳しく、新規申込時よりも結果の通知に時間がかかることも多いです。
審査結果の連絡を待った挙句、増額が認められないケースもあるため、「できるだけ早く借りたい人」「プロミスで過去に延滞したことのある人」などは別の消費者金融から借りることも検討してください。
プロミスで増額が認められにくいケースや増額審査に落ちたときの対処法もあわせて説明するので、そちらもしっかりと確認しておきましょう。
目次
プロミスで限度額を増額するメリット
「追加でお金を借りたいのに、限度額まで使ってしまっている…」
このようなときに増額を考えると思いますが、借りられる金額が増えること以外にも、限度額を引き上げるメリットはあります。
まずは増額による金利の引き下げです。
プロミスの金利は年4.5%~17.8%であり、審査によって適用される利率が決まります。基本的に金利は限度額に応じて変動する仕組みなので、限度額が増えると、適用される利率が引き下げられるケースもあるのです。
また、今利用しているプロミスの限度額を増額するのであれば、返済の管理も煩雑になりません。ほかのカードローンやクレジットカードのキャッシングで必要なお金を用意する手段もありますが、この場合、返済先が複数になってしまいます。
返済先が増えた分だけ、いつまでに、いくら返済するのかという管理は面倒になるでしょう。
ただし、前述のとおり、「審査に時間がかかる」「審査が厳しい」などのデメリットもあるため、メリットとデメリットの両方を把握した上で判断するようにしてください。
プロミスの限度額を増額する方法
それではどうやってプロミスの限度額を増額すれば良いのか、その方法や手順について見ていきましょう。
プロミスではいくつかの方法で増額を申し込むことができますが、大まかには次のような流れで申し込みから増額まで手続きが進みます。
- 増額の申し込み
- 仮審査
- 電話などでの追加事項の聞き取り
- 本審査
- 審査結果の通知(限度額の変更)
増額の申し込みは新規でカードローンを契約するよりも簡単です。すでに基本的な事項は会員情報として登録されているため、必ず必要なのは希望金額くらいでしょう。
ただし、以前審査を受けたときから勤務先や収入に変化はないか、連絡先は変わっていないか、増額を希望する理由などは電話によって追加で確認されることが多いです。
プロミスでは増額申込の方法として「会員ページ(インターネット)」「プロミスコール (電話)」「自動契約機」の3つが用意されています。
それぞれの方法について以下でもう少し詳しく説明していきます。
会員ページ(インターネット)からの申し込み
プロミスの会員ページにログインして、「ご利用限度額変更申込」のメニューから手続きする方法です。
インターネットからなので基本的に受付時間は0:00~24:00で、いつでもスマホやパソコンから増額を申し込めます。
希望金額によって増額手続きの流れが若干異なるので注意してください。
手続きの流れ | 希望する金額(増額後の限度額) | |
---|---|---|
50万円以下 | 50万円超 | |
①申し込み | ・希望金額の入力 | ・希望金額を入力 ・収入証明書を提出 |
②審査結果の確認 | ・ネットで結果確認 | ・審査完了メールを受信 ・会員サービスで結果確認 |
※ 収入証明書を提出しなくても増額の審査受付は可能です。
希望する限度額が50万円以下は最短60秒(※1)というスピードで結果を通知してくれ、50万円超に関しても最短30分での審査回答です。(※1 最短60秒での審査回答には一定の条件があります。)
インターネットからの増額申込なら来店なども必要ありません。特に少額の増額なら審査結果が出るのも早いため、プロミスの増額はインターネットから申し込みましょう。
プロミスコールに電話しての申し込み
プロミスのコールセンターでも増額の申し込みは可能です。プロミスコール、もしくは女性オペレーター専用ダイヤルのレディースコールへ電話しましょう。
ただし、プロミスコールでの増額の申し込みは、オペレーターの対応時間内に限られます。自動音声応答の時間は増額を申し込めません。そのため、プロミスコールから増額を申し込む場合、受付時間は平日の9:00~18:00です。
プロミスの自動契約機からの申し込み
プロミスの自動契約機では、すでに会員になっている方の契約内容の変更手続きもできるので、限度額の増額も申し込めます。
自動契約機の営業時間内に来店しましょう。
平日 | 9:00~21:00 |
---|---|
土・日・祝日 | 9:00~21:00 |
※ 店舗によって営業時間が異なる場合もあります。来店の際は、公式ホームページで営業時間を確認するようにしてください。
プロミスの自動契約機から増額を申し込む場合、収入証明書も持参する方が無難です。審査内容によっては収入証明書がいりませんが、提出を求められたときに持っていないと出直したり、別の方法で提出したりしなければいけません。
わざわざ自動契約機に来店するメリットは少ないので、インターネットからの申し込みをおすすめします。
プロミスで限度額を増額するよりもほか消費者金融で借りる方が早い?
プロミスは会員ページにログインして増額を申し込む場合、かなりスピーディに審査結果を回答してくれます。
ですが、最短60秒や最短30分というのはあくまでも「最短」です。審査内容や申し込みの曜日・時間帯によっては、なかなか連絡が来ないというケースも出てくるでしょう。
基本的に増額は、新規申込時の審査よりも時間がかかる傾向にあるため、急いでいる人は別の消費者金融から借りることも検討してください。
例えば、以下のような大手消費者金融なら最短15秒程度で審査結果を連絡してくれ、スムーズに進めば最短3分~25分ほどで借り入れできます。
消費者金融 | 金利(実質年率) | 限度額 | 無利息期間 |
---|---|---|---|
アコム | 3.0%~18.0% | 1万円~800万円 | あり |
アイフル | 3.0%~18.0% | 1万円~800万円 | あり |
レイク | 4.5%~18.0% | 1万円~500万円 | あり |
SMBCモビット | 3.0%~18.0% | 1万円~800万円 | なし |
※ 申し込みの時間帯や曜日などによっては即日融資を受けられない場合もあります。
※ 各社の無利息期間の適用には条件があります。
新規契約であれば無利息期間が適用されることもあり、実は、増額して借りるよりもお得なケースもあるのです。
また、増額の審査は限度額を見直す審査なので、「以前よりも収入が下がっている」「返済に遅れたことがある」などのマイナス要素があると、逆に減額されてしまうかもしれません。
今のプロミスの限度額への影響が気になる人も、ほかの消費者金融のカードローンを検討して良いでしょう。
※プロミスの最短3分融資はお申込み時間や審査によりご希望に添えない場合がございます。
「そもそもプロミスの増額審査は厳しいの?」という点については、次章で詳しく説明します。
プロミスの増額審査は厳しい?増額審査に落ちやすいケース
プロミスのカードローンにはじめて申し込むときには「18歳以上、74歳以下で安定した収入があること」が条件でした。
一方、増額に関しては条件が公開されていません。
そのため、新規申込よりもハードルは高く、どのような点が審査されるのかを理解していないと落ちてしまうでしょう。
例えば、次の項目に該当する人は、一般的に増額が認められにくいです。
- 利用実績が足りない
- 延滞の経験がある
- 他社借入が増えている
- 年収の減少などで返済能力が下がっている
- 転職したばかりなど収入の安定性に懸念がある
利用実績が足りない
増額の審査で重要になることのひとつが利用実績です。
限度額の決定には返済能力だけでなく、信用も関係しており、利用実績は「この人はしっかりと返済してくれる」という判断に繋がります。
もし増額を申し込むタイミングが新規契約時から半年以内なら、信用を得られるほどの利用実績はできていないと考えてください。
もちろん審査の結果、増額が認められる可能性もあるものの、利用実績としては心許ないでしょう。
延滞の経験がある
前述の信用の話とも関連しますが、プロミスで延滞の経験があると増額は難しくなります。
これは「返済に遅れたことのある人に増額を認めるのは危険」と判断されるためです。
特に直近6ヶ月~1年くらいの返済状況は影響しやすいので注意しましょう。
また、信用情報機関を経由して、プロミスは他社での返済状況も把握しています。プロミス以外での延滞も増額審査に関係すると思ってください。
他社借入が増えている
プロミスなどの消費者金融は総量規制の対象であり、年収の1/3超の融資が法律で禁止されています。
そのため、増額の申請があると、プロミスはほかの消費者金融で借りている金額も信用情報機関を通してチェックするのです。
総量規制に抵触しないようなケースでも、他社借入が増えている場合は増額を認められにくくなります。
年収の減少などで返済能力が下がっている
プロミスで限度額の増額を申し込むと、電話で年収などに変化はないか尋ねられるケースもあります。
会員情報に変更があったときは速やかに変更を届けないといけませんが、このような聞き取りもするのは、限度額を見直す上で年収の変化が重要だからです。
年収に変化がなくても、十分な利用実績があれば増額の可能性も出てくる一方で、年収の減少などで返済能力が下がっているなら増額は厳しいでしょう。
転職したばかりなど収入の安定性に懸念がある
勤続年数は収入の安定性と関連するので、一般的に転職したばかりのタイミングは増額が認められにくいといわれています。
特に転職によって年収が下がる、雇用形態が正規から非正規に変更になるといったケースは要注意です。
もし転職を考えているなら、職場が変わる前に増額を申し込んでおくと良いでしょう。後々、勤務先などの変更を届け出る必要はありますが、転職直後だと増額が難しいケースもあることは覚えておいてください。
増額審査の前に別のカードローンの申し込み、契約を行っている
プロミスで増額審査を受ける直前に別のカードローンの申し込みをするのはおすすめしません。増額においても新規申込時と同じような審査が行われます。
そのため、直前に別のカードローンに申し込んだり、新規で契約したりしていると、その影響で審査に落ちることもあるのです。
増額できるか不安でも、別のカードローンへの申し込みは控えましょう。
プロミスで限度額を増額できない人は多い?増額審査に落ちた人の口コミ
プロミスに限らず、カードローンの限度額を増額するのは難しいです。新規契約はできても、増額はできなかったというケースも多いので、増額の審査を甘く考えてはいけません。
ここではプロミスの増額審査に関する口コミを紹介していきます。増額審査に落ちた人の口コミを中心に紹介するので、増額できるか不安な人は参考にしてください。
プロミスは大学在学中に契約したのですが、当時の限度額は10万円でした。実際に借りるのは多くても3万円、4万円くらいで、特に問題ありませんでした。ただ、社会人になってからは「もう少し余裕があると良いな」と思うことが増え、増額の申し込みを決めました。以前よりは年収が増え、限度額も増えると思っていたのですが、審査には通りませんでした。
(23歳/男性/会社員/年収:320万円)
昨年、一身上の都合で会社を辞め、今はアルバイトで生計を立てています。貯金もほとんどないため急な出費に備えてプロミスのカードローンを契約しました。審査で決まった限度額は20万円で、当面は大丈夫なのですが……ダメ元で増額の申請を行なったら、やっぱり否決されました。契約してから8ヶ月での増額は難しいようです。
(30歳/男性/アルバイト/年収:260万円)
プロミスのカードローンは最初限度額20万円で契約していましたが、増額の案内が届き、そのときに40万円まで増額できました。それから1年が経ったためもっと増額できるのではないかと考えたものの否決されました。私が考えているよりも増額審査は厳しいみたいです。
(27歳/男性/会社員/年収:460万円)
限度額25万円でプロミスのカードローンを利用していましたが、限度額のギリギリまで使うことも多く増額を申し込みました。しかし、返済に遅れたこともあるせいか増額はできず、限度額はそのままでした。まずは、カードローンの利用を控えて、残高を減らしていこうと思います。
(31歳/女性/会社員/年収:400万円)
プロミスの限度額を増額するときに知っておきたいこと
プロミスでの限度額の増額は会員ページから簡単に申し込めますし、審査結果によっては金利の引き下げなどのメリットも期待できます。
しかし、「ほとんど限度額が変わらなかった」「すぐに追加融資を受けられなかった」など思ったような結果にならないこともあるでしょう。
ここではプロミスの限度額を増額する上で、知っておきたいことをいくつか紹介していきます。
限度額はいくらまで増額できる?
プロミスのカードローンは、限度額が1万円~800万円です。増額申請の際には希望金額を伝えますが、必ずこの範囲での変更になります。
加えて、法律で返済能力を超えた融資は禁止されているため、利用者の返済能力に応じた金額になるように審査をするのです。この点は新規契約時の審査と変わりません。
また、プロミスは総量規制の対象なので、限度額が年収の1/3超になることもないです。他社借入がない場合、年収600万円だと限度額は最大でも200万円ということになります。
ただし、年収に大きな変化がないなら、増額できても10万円~30万円前後になるでしょう。初回契約時は低めの限度額になりやすいため、利用実績を作ることでも増額は期待できますが、やはり年収の影響はかなり大きいのです。
限度額を増額するときに収入証明書は必要?
プロミスは会員ページから増額を申し込む場合、50万円を超えるときは収入証明書が必要だとされています。
これは法律で1社から50万円超を借りる場合は、収入証明書も確認することが業者側に義務付けられているためです。(※ 他社借入との総額が100万円を超える場合も必要です。)
増額の申込自体は収入証明書がなくても受け付けてもらえますが、50万円超に契約内容を変更するときは提出しなければいけません。
そのため、あらかじめ以下のいずれかの収入の証明となる書類を手元に用意しておきましょう。
- 源泉徴収票(最新のもの)
- 確定申告書(最新のもの)
- 税額通知書(最新のもの)
- 所得(課税)証明書(最新のもの) ※1
- 給与明細書(直近2ヶ月分)+賞与明細書(直近1年分) ※2
※1 「収入額」と「所得額」の記載が必要です。
※2 賞与明細書がない場合は、直近2ヶ月分の給与明細書のみでかまいません。
限度額が増額されるまでにかかる時間は?
繰り返しになりますが、カードローンの限度額を増額する場合、新規で契約するよりも審査に時間がかかる傾向にあります。
ただし、プロミスの場合、希望限度額が50万円以下でWeb申し込みだと最短60秒です。それ以外の場合も最短30分程度で審査結果の完了メールが届きます。
少額の増額で、十分な利用実績があるケースなど一定条件下ではかなりスピーディに対応してくれますが、結局はケースバイケースです。
特に平日の夕方以降、土日の申し込みは審査に時間がかかりやすく、確認事項が発生して電話連絡が必要になるなどのケースもあります。すぐにプロミスの限度額を増額したいときは、早めに手続きするようにしてください。
例えば、平日の午前中に申し込んでおけば、当日中に連絡が来て、増額してもらうことも十分に可能です。
一方、それ以外のケースだと「なかなか審査結果の連絡が来ない」「審査結果の連絡が遅い」と感じることも多いでしょう。
増額の審査ではまた在籍確認が行われる?
プロミスの新規契約時の審査では在籍確認が実施されましたが、基本的に増額審査では、再度の在籍確認はありません。
ただし、電話などで勤務先や連絡先などに変更はないか確認されるケースはあります。
もし転職してから変更を届け出ていなかったなら、増額を申し込む前に連絡しておきましょう。
勤務先などの登録情報の変更は「会員サービス」「プロミスコール」「自動契約機」で受け付けています。
プロミスから届く増額案内とは?
プロミスのサービスを長く利用している場合、「限度額を増額しませんか?」という案内がメールなどで届くこともあります。
これは増額案内と呼ばれるもので、一定条件を満たしているユーザーにプロミスが送るものです。
増額案内が届く基準に関しては公開されていませんが、「直近に延滞がないこと」「契約から1年以上が契約していること」「総量規制に該当しないこと」などが一般的な基準になるでしょう。
増額案内なしでも増額の審査を受けることはできます。ですが、一定の基準を満たしている人に対しては案内が送られるため、案内を受け取っていない場合は増額が難しいケースも多いのです。
実際の審査は増額の申し込み後ですが、案内を受け取っているなら通常よりも増額が認められやすいと思ってください。
ちなみに、プロミスから増額案内が届いたときに、増額しなくてもデメリットはありません。
一度、増額の案内を断っていても、自分のタイミングで問題なく審査を受けることができます。「一度、断っているから」という理由で、増額しづらくなることはないのです。
案内が届いたときは増額するのに良いタイミングですが、無理に申し込みをする必要はないでしょう。
増額の申し込み後に電話がかかってくることはある?
プロミスの増額申込はインターネットから行えますが、その後、電話がかかってくることもあります。電話がかかってくるのは増額審査において確認事項が発生したケースです。
そのときに聞かれる可能性があるのは「勤務先や年収、住所、家族構成といった会員情報に変更はないか」「増額を希望する理由」などです。
電話がかかってくる可能性も考えて、申し込み後はスマホを手元に置いておきましょう。
増額後の限度額でも足りないときはまた増額してもらえる?
プロミスの限度額は1万円~500万円です。限度額がいくらになるかは審査の結果次第ですが、最大限度額の500万円までなら審査を複数回受けることもできます。
例えば、増額後の限度額でも足りないときに、また審査を受けて限度額を見直してもらうことは可能です。
ただし、審査を受けることはできても、連続での申し込みは否決されるでしょう。
繰り返しになりますが、増額の審査は甘くありません。限度額アップに繋がるようなプラスの変化がなければ、短期間での増額は難しいと思ってください。
プロミスの増額審査に落ちて増額できないときはどうすれば良い?
プロミスに限らず、最初に決まった限度額を増額するのは、簡単ではありません。プロミスの増額審査に落ちたときは、どうすれば良いのでしょうか?
プロミスの増額審査に落ちたときの対処法は主に次の3つです。
- 借り入れの必要性を見直す
- もう一度、プロミスの増額審査を受ける
- プロミス以外のカードローンで借りる
どの方法がベストかは人によって異なります。
例えば、緊急性がなければ①や②、すぐにお金を借りる必要があるなら③が良いでしょう。
1. 借り入れの必要性を見直す
増額が認められなかったのは、「返済能力を超える可能性がある」と判断されたからです。無闇に借入残高を増やすのは延滞などのリスクを高めるので、今一度、借り入れの必要性を見直しましょう。
収入を増やすのは難しいですが、支出を減らすことはできます。特に固定費は毎月数千円単位で節約できるケースもあるため、優先的に見直すと良いでしょう。
2. もう一度、プロミスの増額審査を受ける
プロミスの増額審査を再度受けることもできます。ですが、審査結果が変わらない可能性は高いため、次のポイントも意識しましょう。
- 半年~1年以上の返済実績を作る
- 増額案内が来るのを待つ
- 他社借入を減らす
半年~1年以上の返済実績を作る
増額の審査ではカードローンの利用実績、返済実績も見られます。利用期間が短ければ、返済に遅れがなくてもプラスの評価にはなりにくいです。
最低でも半年~1年以上は返済を続け、利用実績、返済実績を作りましょう。
一般的に利用実績や返済実績として評価されるのは、「遅れずに返済しているか」「これまでに完済したことがあるか」などです。
増額案内が来るのを待つ
より審査に通る可能性を上げるのであれば、プロミスから増額の案内が届くのを待ちましょう。一定の基準を満たしている顧客に対して案内が送られるため、案内なしよりは審査に通る可能性があります。
ただし、いつ増額案内が届くかは分かりませんし、増額案内を受け取っていても審査に落ちるケースは多いので注意してください。
他社借入を減らす
プロミス以外の消費者金融やクレジットカードキャッシングの利用がある場合は、他社借入の影響によって増額が見送られたことも考えられます。
カードローンの限度額を決定する上で、年収と他社借入は影響が大きいです。特にプロミスは総量規制の影響も受けるため、それにより増額審査に落ちた可能性もあります。
そのため、他社借入がある人はできるだけ、残高を減らしてから増額審査を受けましょう。
3. プロミス以外のカードローンで借りる
プロミスの増額審査に落ちた場合は、別のカードローンを新規で契約するという選択肢もあります。繰り返しになりますが、増額の審査は厳しいです。
すぐにお金を借りたいときは、増額するよりもプロミス以外のカードローンに申し込みましょう。
即日融資を受けたい人、また無利息期間で借りたい人、審査に自信のない人には大手消費者金融がおすすめです。
消費者金融 | ・アコム ・アイフル ・SMBCモビット ・レイク |
---|---|
銀行カードローン | ・三菱UFJ銀行カードローン ・みずほ銀行カードローン ・楽天銀行スーパーローン ・三井住友銀行 カードローン |
ただ、銀行カードローンや信販系カードローンの審査は、消費者金融に比べて厳しめです。より良い条件で借りたい人、急いでいない人にはおすすめですが、審査が不安なら消費者金融のカードローンを選んでください。
消費者金融のカードローンであればホームページから「お試し審査」を受けられます。「お金を借りられるのか」の簡易的な診断ですが、その結果を確認してから申し込むようにしましょう。
まとめ
プロミスは会員ページにログインすれば、「ご利用限度額変更申込」のメニューから来店不要で増額を申し込めます。
最短で申し込みの当日に増額してもらうこともでき、すぐ追加で借り入れしたいときも便利です。
ただし、新規申込時よりも審査に時間がかかるケースは多いですし、そもそも増額審査に通るのも簡単ではありません。
そのため、急いでいる場合、増額審査に落ちた場合などは別の消費者金融のカードローンで借りると良いでしょう。
最後にプロミスで限度額を増額する際のポイントをまとめます。
- 増額は「会員ページ」「プロミスコール」「自動契約機」から申し込める
- 会員ページからの申し込みなら来店不要
- 増額の審査対応は基本的に平日9:00~18:00
- 増額審査の結果連絡は最短で当日
- 増額によって金利が下がる可能性もある
- 増額の審査では収入証明書が必要な場合もある
- ほかの消費者金融で借りる方が良いケースもある
ほかの消費者金融のカードローンを新規で契約するのであれば、再び無利息期間を利用することもできます。
プロミスの限度額を増額するよりメリットが大きい場合もあるため、あわせて検討してみてください。
- 著者:板垣 雄(貸金業務取扱主任者)
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2021年に「貸金業務取扱主任者資格試験」に合格。お金に関する問題は、さまざまなライフイベントで発生します。「借りる」という観点だけにとらわれずに、さまざまなお金に関する問題を解決するための知識をお伝えします。>>プロフィール
※ 貸付条件
アイフルの貸付条件:商号 アイフル株式会社/貸金業登録番号 近畿財務局長(14)第00218号/貸付利率 3.0%~18.0%(実質年率)/遅延損害金 20.0%(実質年率)/利用限度額 800万円以内(要審査)/返済方式 借入後残高スライド元利定額リボルビング返済方式/返済期間・回数 借入直後最長14年6ヶ月(1~151回)/担保・連帯保証人 不要
レイクの貸付条件:商号 新生フィナンシャル株式会社/貸金業登録番号 関東財務局長(10)第01024号 日本貸金業協会会員第000003号/貸付利率(実質年率)4.5%~18.0%(※貸付利率はご契約額およびご利用残高に応じて異なります。)/遅延損害金(年率)20.0%/返済方式 残高スライドリボルビング方式、元利定額リボルビング方式/返済期間、回数 最長5年、最大60回(※融資枠の範囲内での追加借入や繰上返済により、返済期間・回数はお借入れ及び返済計画に応じて変動します。)/担保・保証人不要