みずほ銀行カードローンの審査に落ちた！審査落ちした人が他社で借入するならココ！

みずほ銀行カードローンは年2.0％～14.0％という金利の低さが魅力のひとつのカードローンです。しかし、低金利なカードローンは審査が厳しい傾向にあり、誰でも簡単に契約できるわけではありません。

この記事ではみずほ銀行カードローンの審査に落ちた原因・理由について説明していきます。みずほ銀行から審査落ちの理由は教えてもらえないので、該当するものがないかを自分でチェックしていきましょう。

また、みずほ銀行カードローンの審査に落ちたときに他社で借りる方法もあわせて解説します。お急ぎの方やすぐに借りたい方はこちらをご覧ください。

みずほ銀行カードローンの審査に落ちたときに考えられる原因・理由

みずほ銀行カードローンの審査に落ちた場合、次のような項目が原因として考えられます。

返済能力や収入の安定性に問題がある

みずほ銀行カードローンの収入に関する利用条件は「安定かつ継続的収入が見込める方」となっています。

そのため、収入が不安定だったり、継続的な収入が見込めなかったりすれば、みずほ銀行カードローンの審査には通りません。

具体的には「毎月の収入のばらつきが大きい」「短期雇用で来月以降の収入があるか分からない」といったケースです。

みずほ銀行カードローンの申し込み時には勤務先や居住形態、配偶者の有無などのさまざまな情報を入力します。それらの情報から返済能力や収入の安定性が判断されることになるのです。

また、みずほ銀行カードローンのホームページでは「かんたん10秒診断」でカードローンを利用できるかの診断ができますが、これは借入検討時の目安にしかなりません。

例えば、「20歳以上」「年収30万円」「他社借入0万円」でも「ご利用可能と考えられます」という診断結果が出るので、最低限の条件をクリアしているかを診断できる程度のものだと考えましょう。

みずほ銀行以外からの他社借入の影響

「かんたん10秒診断」の入力項目にもありましたが、みずほ銀行カードローンの審査では他社借入も影響します。

実際の審査においては利用中の他社無担保ローンの件数と金額を申し込みフォームに入力します。他社借入金額が大きければ、それだけ返済能力は下がるため、みずほ銀行カードローンの審査に通りづらくなるでしょう。

そして、他社借入については、信用情報機関を通じて借入状況が把握されます。「かんたん10秒診断」であれば自己申告だけでしたが、実際の審査では自己申告した金額、件数を信用情報でチェックされるのです。

申告した他社借入の内容が現状と大きく異なると分かった場合、それが原因で審査に落ちることもあるので注意してください。

信用情報に傷がついている

みずほ銀行は個人信用情報機関の「全国銀行個人信用情報センター（KSC）」の会員です。

さらに、保証会社の株式会社オリエントコーポレーション（オリコ）も株式会社シー・アイ・シー（CIC）、株式会社日本信用情報機構（JICC）の会員になっています。

	KSC	CIC	JICC
みずほ銀行	◯	–	–
オリコ	–	◯	◯

各信用情報機関ではローンやクレジットカードなどの利用状況が管理されており、申込者の情報を照会すれば過去の債務整理や強制解約などの返済トラブルの情報が分かる仕組みになっています。

もし何かしらの返済トラブルで信用情報に傷がついているなら、みずほ銀行カードローンの審査に通る可能性は低いです。みずほ銀行のような大手の金融機関は、信用情報の登録内容を重視する傾向にあります。

信用情報は登録期間が決まっているので、返済トラブルの情報が削除されてからの申し込みを検討すべきでしょう。

他社で延滞中の支払いがある

信用情報に明らかな金融事故として延滞が登録されるのは「返済が2ヶ月～3ヶ月以上遅れた場合」です。ただし、1日でも遅れれば延滞であることには変わりなく、信用情報機関にその情報が提供される可能性があります。

まだ短期間であっても、他社で延滞中の支払いがあるならみずほ銀行カードローンの審査に通る可能性は低いでしょう。延滞中の支払いがある人に融資すれば「他社への支払いに利用されて、今度はこちらへの返済ができなくなるのでは？」と考えられるのは当然です。

まずは他社での延滞を解消するようにしてください。

電話で勤務状況の確認（在籍確認）が取れない

みずほ銀行カードローンの審査では電話による在籍確認が実施されます。そのため、電話連絡で勤務状況の確認が取れない場合、みずほ銀行カードローンの審査には通りません。

基本的にみずほ銀行カードローンの在籍確認が行われるのは平日の9時～21時です。

職場の営業時間の関係で土・日・祝日、21時以降しか電話を受けられないという方は、在籍確認が取れないので審査に落ちてしまうでしょう。

在籍確認に関しては大手消費者金融の方が柔軟に対応してくれます。原則、勤務先への電話連絡なしで審査を進めてくれるカードローンもあるため、事情があって電話による在籍確認が難しい方は大手消費者金融を検討してください。

短期間に複数のカードローンへ申し込んだ

個人信用情報機関ではカードローンの申込履歴も管理されています。

例えば、みずほ銀行の加盟するKSCの場合、「照会記録情報」が申込履歴に該当します。

全国銀行協会のホームページでは照会記録情報について以下のように説明されています。

照会記録情報
会員がセンターを利用した日、ローンやクレジットカード等の申込み・契約の内容等

引用元: 全国銀行協会 「センターの概要」

この申込履歴が信用情報の照会によって分かる期間は6ヶ月です。みずほ銀行カードローンの審査を受ける段階で信用情報に複数の申込履歴が載っている場合、返済能力を疑われ、審査に落ちやすくなることがあります。

すでに何件もの審査に落ちている方は、すぐに次の申し込みをするのではなく、最低6ヶ月の期間を空けるようにしましょう。

みずほ銀行からの郵送物を受け取らなかった

みずほ銀行カードローンの契約には普通預金口座が必要なので、持っていない方は口座開設することになります。

そして、みずほ銀行では2021年1月18日より通帳発行なしの「みずほe-口座」での開設となりました。

「みずほe-口座」は通帳を発行しない口座です。「みずほe-口座」をお申込の方は通帳の代わりに、最大10年間分のお取引明細をオンラインでご確認できる、「みずほダイレクト通帳」をご利用いただけます。

引用元: みずほ銀行 みずほe-口座・みずほダイレクト通帳（ご利用ガイド）

ただし、みずほ銀行の口座開設後には「みずほダイレクトご利用カード（紙カード版）」が自宅に届きます。

郵送物は「本人限定受取郵便」かつ「転送不要」で送られ、本人以外の受け取りはできません。

申し込み時の住所が本人のものではなく郵送物が届かない場合、一定期間内に受け取りの手続きをしなかった場合は、口座開設だけでなくカードローンの申し込みも取り消しになります。

事実上、審査に落ちたのと一緒なので、口座開設も行う方はあわせて注意しましょう。

みずほ銀行カードローンの審査に落ちた場合の対処法

みずほ銀行カードローンの審査に落ちた場合、お金を借りることはできません。ただし、みずほ銀行からお金を借りられないだけであって、別のカードローンなら審査に通る可能性はあります。

審査基準の異なる別のカードローンに申し込む

みずほ銀行カードローンの審査に落ちる原因について確認してきましたが、中には「何が原因で審査に落ちたのか見当もつかない」という人もいるでしょう。

カードローンの審査はさまざまな項目から総合的に合否を決めるので、明らかな審査落ちの原因がなくても、否決されてしまうケースがあります。

ただ、カードローン会社ごとに審査において重視するポイントは違うため、審査基準の異なる別の商品なら契約できる可能性は十分にあるのです。

審査が早く、柔軟に対応してくれる消費者金融がおすすめ

みずほ銀行カードローン以外の商品に申し込みをする場合、大手消費者金融をおすすめします。カードローンによって審査基準は異なるといっても、やはり別の銀行も審査は厳しいです。

消費者金融であれば銀行ほど厳しくなく、審査結果は最短30分程度で分かります。

また、消費者金融なら口座開設などは不要で、審査内容によっては勤務先への電話連絡がないケースもあります。

みずほ銀行カードローンの審査に落ちて、審査に通るか不安な方は、銀行ではなく消費者金融のカードローンに申し込みましょう。

※ プロミスの最短3分融資はお申込み時間や審査によりご希望に添えない場合がございます。

※1 契約額1万円～200万円の新規契約者が対象です。期間の経過後は通常金利が適用されます。

※2 「原則なし」の場合も、審査の過程で必要になったときは勤務先に電話をかけることがあります。

※3 原則、電話での確認はせずに書面やご申告内容での確認を実施

みずほ銀行カードローンの審査に落ちても再申し込みできる？

みずほ銀行カードローンの審査に落ちたときの対処法として、別のカードローンに申し込むことを説明しました。

ただ、どうしてもみずほ銀行カードローンを利用したいという場合は、一度審査に落ちていても再申し込みすることは可能です。

もしみずほ銀行カードローンの審査をもう一度受けるなら、審査に落ちた原因、再申し込みのタイミングに注意しましょう。

審査落ちの理由は教えてもらえない

繰り返しになりますが、みずほ銀行カードローンの審査に落ちた理由は教えてもらえません。再申し込みするのであれば審査対策はすべきですが、審査落ちの原因が分からなければ対策は難しいでしょう。

例えば、返済能力が足りずに審査に落ちた可能性があるなら、「年収を上げる」「他社借入を減らす」などが審査対策になります。

みずほ銀行カードローンは再申し込みすることもできますが、否決の理由が開示されない以上、審査対策も簡単ではないと思ってください。

再申し込みは前回の審査から6ヶ月以上あける

個人信用情報機関に申込履歴が残るのは6ヶ月間です。審査対策を行ったとしても、前回の申込履歴が残っている間の再申し込みは控えましょう。

銀行によっては6ヶ月以内の再申し込みを受け付けていないところもあり、短期間で同じ銀行の審査を受けるのは避けた方が良いです。

そのため、みずほ銀行カードローンに再申し込みするにしても、最短で半年程度が経ってからということになります。

みずほ銀行カードローンの審査難易度｜銀行の中でも審査基準は厳しい？

みずほ銀行カードローンの審査基準は非公開なので、審査難易度を他行と比較することはできません。

しかし、カードローンは低金利だと、審査も厳しめになる傾向があります。これは金利を下げた場合、融資によって得られる利益も小さくなるので、貸し倒れのないように利用者を慎重に選ぶ必要があるためです。

みずほ銀行カードローンの金利は年2.0％～14.0％です。この金利は銀行カードローンの中でもやや低めで、契約後も1年ごとに更新の審査を行っています。

みずほ銀行カードローンの申し込みに年収や勤続年数などの制限はありません。それでも、審査は厳しめだと思った方が良いでしょう。

例えば、「アルバイト勤務で年収200万円未満、かつ他社借入もある」といった状態だと審査に通りづらいと考えられます。

みずほ銀行カードローンの審査の特徴

次にみずほ銀行カードローンの審査の特徴は以下の4つです。ひとつずつ説明していきます。

株式会社オリエントコーポレーション（オリコ）の保証が必要

記事の前半でもふれましたが、みずほ銀行カードローンの保証会社は株式会社オリエントコーポレーションです。

みずほ銀行カードローンの申し込みは、オリコへの「保証委託申込」も必要です。カードローンの審査に必要な項目は保証会社であるオリコも確認し、在籍確認の電話連絡もオリコが行っています。

審査の結果、オリコが「返済能力がある」と判断したのであれば、利用条件のひとつである「保証会社の保証を受けられる方」をクリアしたことになります。

もし過去にオリコのクレジットカードやローンで返済に遅れたことがあるなら注意しましょう。たとえ信用情報に登録されなかったり、すでに信用情報から消えていたりする情報でも、オリコの社内には返済トラブルの情報が残っている可能性もあります。

その場合、オリコからの保証を受けられず、みずほ銀行カードローンの審査にも落ちてしまいます。

また、以下のような銀行カードローンはオリコが保証会社を務めています。

• 千葉興業銀行カードローン「リリーフ」
• スルガ銀行カードローン
• 中京銀行カードローン「ハイステージ」

商品によって審査基準は異なるかもしれませんが、オリコが保証審査をするという点は一緒なので、みずほ銀行カードローンの審査に落ちた方の申し込みはおすすめしません。

カードローンの契約には普通預金口座が必須

みずほ銀行カードローンの契約には、みずほ銀行の普通預金口座が必須です。

口座を持っていない方がみずほ銀行カードローンにネットから申し込む場合、普通預金口座の同時申込を行うことになります。（※ カードローンの審査に落ちた場合、普通預金口座も開設されません。）

また、みずほ銀行カードローンは、みずほ銀行で住宅ローンを契約していると金利特典が受けられます。

「カードローン契約店で住宅ローンを利用している場合に限る」などの条件はありますが、基準金利から年0.5％の引き下げを受けられるのです。

審査における優遇はありませんが、みずほ銀行カードローンは普段から取り引きのある人の方が申し込みやすい商品だといえるでしょう。

警察庁データベースでの照会が行われる

みずほ銀行カードローンへの申し込み後、申込者の情報は警察庁データベースで照会されます。

これは2018年から銀行カードローンの審査の仕組みが変わったためです。反社会的な組織への資金流出を防止するために、銀行が個人へ新規融資する際は必ず警察庁データベースでの照会を実施しています。

これによって審査が厳しくなったわけではないものの、正式な審査結果が出るのには最短でも1営業日かかるようになりました。

もちろん警察庁データベースで照会した結果、反社会的な組織と関係があると分かった場合は融資を受けられません。

本人に収入のない専業主婦（夫）への融資は行っていない

貸金業法における総量規制の対象となる消費者金融は、一部の例外を除いて専業主婦への融資が行えません。

一方、みずほ銀行は貸金業者に該当せず、貸金業法ではなく銀行法という法律に則って融資などの業務を行っています。

ただし、すべての銀行が専業主婦からの申し込みを受け付けているわけではないので注意してください。みずほ銀行カードローンの申し込みには安定かつ継続的な収入が必要であり、本人に収入のない専業主婦はその条件を満たせないのです。

もし専業主婦の方でカードローンの利用を考えているなら、専業主婦の申し込みも受け付けている銀行の商品にしましょう。

給与明細書や確定申告書は年収を確認できる書類に該当しない

みずほ銀行カードローンでは、仮審査結果で限度額が50万円超のときに収入証明書の提出が必要になります。

ネットから申し込みを行っている場合、収入証明書の画像データをWebの専用フォームで登録することになりますが、その際に給与明細書や確定申告書は利用できません。

みずほ銀行カードローンの審査で収入証明書として認められているのは、以下の3つの書類です。

• 源泉徴収票
• 住民税決定通知書または課税証明書
• 納税証明書（その1・その2）

※ 個人事業主、会社経営者の方は、源泉徴収票以外の書類の提出が必要です。

みずほ銀行カードローンの審査に落ちた人の口コミ

みずほ銀行に限らずカードローンの審査基準は公開されていません。そのため、審査結果は申し込みをするまで分からないのです。

それでもみずほ銀行カードローンの審査に落ちた人の口コミは参考になります。具体的な審査落ちの理由が分からないケースも多いですが、どのような人が審査に落ちてしまったのかを知っておくことは重要でしょう。

みずほ銀行から審査結果の連絡が来ない！連絡が遅いのは審査に落ちたから？

みずほ銀行カードローンの審査結果が出るのは最短でも申し込みの翌営業日です。ただし、翌営業日というのは最短であって、みずほ銀行カードローンは審査に数日～1週間以上の時間がかかるケースもあります。

みずほ銀行普通預金口座を持っておらず、ネットから同時申込する方は特に時間がかかり、口座開設も行う都合上、利用までに1週間以上かかることも多いので注意してください。

もともとみずほ銀行カードローンの審査は遅めで、数日連絡が来なくても「審査に落ちた？」と焦る必要はありません。審査結果に関わらず連絡はあるので、メールや電話が来るのを待ちましょう。

審査結果の連絡にかかる時間の目安

みずほ銀行カードローンの審査結果の連絡にかかる時間は申込方法によって異なります。少しでも早く審査結果を知りたい方は、ネットから申し込むようにしましょう。

申込方法ごとの審査時間の目安は以下のとおりです。

申込方法	審査時間
インターネット	翌営業日以降
店頭	翌々営業日以降
電話	申込受付後、翌々営業日以降
郵送	申込書到着後、翌々営業日以降

みずほ銀行カードローンの審査は営業時間内である9時～21時に行われ、土日は審査が進みません。夜間の申し込み、大型連休前、審査が土日や祝日をまたぐときは、通常よりも時間がかかりやすいので注意しましょう。

審査に落ちた場合はメールで連絡

みずほ銀行カードローンは申し込み後、仮審査結果をメールで連絡しています。審査に落ちた場合もメールで連絡が来ますが、申し込み時に入力したメールアドレスが間違っているとメールが届きません。

もし1週間近くが経過しても連絡が来ないのであれば、みずほ銀行カードローン専用ダイヤルに問い合わせてください。

審査結果の確認、必要書類の提出、契約手続きなどの案内はすべてメールなので、正しいメールアドレスを登録する必要があります。

まとめ

みずほ銀行カードローンの審査は厳しいので、審査落ちも珍しいことではありません。特に収入の安定性に欠ける方、他社借入がある方、短期間に何社もの審査を連続で受けている方は審査に落ちやすいです。

一定期間を空け、審査対策をすれば再申し込みも可能ですが、すぐにお金を借りるなら別のカードローンへの申し込みを検討しましょう。

別のカードローンに申し込む場合、大手消費者金融がおすすめです。消費者金融には郵送物なし、電話連絡なしで契約できる商品もあり、最短30分程度で結果が分かります。

消費者金融もしっかりと審査はしますが、一般的に銀行ほどは厳しくないので、十分に契約できる可能性はあるでしょう。