Kurihara
栗原翔吾
「論理的にわかりやすく、相手に自分の考えを伝える能力」
を養成することが出来ました
―― 自己紹介
こんにちは、京都大学文学部人文学科4回生の栗原翔吾(くりはらしょうご)と申します。
ジャストイット株式会社の長期インターン生1期生として、大学3回生の秋(2017年10月)に入社し、そこから約1年半勤務させていただきました。
―― 栗原さんはどんな学生生活を送っていたんですか?
サークル活動中心の学生生活を送っていました。
私が入っていたオーケストラサークルは、大学4回生の12月まで活動を続けるという、なかなか忙しいサークルでした。
そして、週3回の合奏に参加し、授業の合間にも楽器の個人練習をしていたので、「学生時代に頑張ったことは?」と聞かれても、「サークルです!」としか答えようがないほど、サークルにどっぷりと浸かっていましたね(笑)
ただ、勉強や就活など、やるべきことはやっていました。
勉強面では、幼児を対象に実験を行う発達科学(心理学の学問領域の一つです)を専門に研究していて、大学4回生の1月には、なんとか卒業論文を提出することが出来ました。
コツコツと勉強していた甲斐あって、1つも単位を落とすことなく卒業できそうです。
また、就職活動も大学3回生の6月、マイナビ・リクナビの解禁日から始めました。
当初はマスコミ(特に新聞、通信社)志望でしたが、途中でメーカー、インフラに方針を転換し、大学4回生の6月には第一志望だったメーカーから内定をいただき、就職活動を終えました。
―― インターンシップを始めようと思ったきっかけは何ですか?
インターンシップを始めようと思った理由は、3つあります。
1つ目は、大学3回生の後期にはほぼ単位を取り終えていて、時間に余裕ができたから。
2つ目は、暇になったからといって無為に過ごすのではなく、将来に役立つような能力を養成するために、余った時間を使いたいと思ったから。
3つ目は、3回生の夏に参加したマスコミ系のインターンシップで、周りのライバルがライターの長期インターンシップや新聞社でのアルバイトをしている事実を知り、周りに遅れを取らないように、自分も文章を書く経験を積みたいと思ったから。
以上3つの理由から、大学3回生の秋頃に、ライターとして勤務できる長期インターンシップを始めたいと考えました。
―― 弊社でインターンをしてみようと思ったきっかけはなんですか?
「キャリアバイト」というサイトで「長期インターン 京都 ライター」という条件で調べた所、ジャストイット株式会社がヒットしたからです。
―― 具体的にどんな業務をしていましたか?
ネット上に掲載する記事の執筆、編集業務を行っていました。
具体的には、「ビズノート」というサイトで、就職活動に関する記事を執筆していました。
また、入社した当初は記事の執筆業務のみを担当していたのですが、入社して3、4ヶ月後には記事の編集業務も担当させていただきました。
自分の書いた無機質な字面が、色鮮やかなコンテンツに変わっていく過程を見ることができて、貴重な経験になりました。
―― インターンシップを通して、どんな気付きや学びがありましたか?
このインターンシップを通して得た、学びや気づきは2つあります。
1つ目は、「相手のニーズを徹底的に考える姿勢」です。
ある1つの記事を書く時に、読み手のことを全く考えず、自分の伝えたいことだけを書いてしまうのでは、どうなるでしょうか。
そんな記事は自己満足に過ぎません。これでは、自分の書いた記事は最後まで読んでもらえませんよね。
そこで、読者に最後まで読んでもらえるような記事、読者に有益な情報を伝えられるような記事を書くために、「読んでくれる人はどのようなことに悩んでいるのだろう?」、「どのような伝え方をすれば、読んでくれる人はわかりやすいだろう?」と徹底的に考える癖が付きました。
この姿勢は、将来どんな職業についたとしても活かせるものでしょう。
2つ目は、「論理的にわかりやすく、相手に自分の考えを伝える能力」です。
私の書いた記事はネット上に公開されるため、就職活動について熟知した人から、就職活動に関する基礎知識のない人まで、幅広い人が記事を読むことになります。
そのため、全く就職活動について知らない人にも内容を理解してもらえるように、論理的に順序立てて、情報を伝えるように意識していました。
その結果、「論理的にわかりやすく、相手に自分の考えを伝える能力」を養成することが出来ました。
自分の考えをわかりやすく相手に伝えるという「コミュニケーション能力」は、将来どんな職業についても必要になるので、このインターンシップを機会に身につけることができて、本当に感謝しています。
―― 社内の雰囲気はどうでしたか?
皆さん黙々と、自分の仕事に打ち込んでいる印象が強いです。
ただ、時折談笑が始まることもありますし、記事作成のノルマが課されるということも一切ないので、ゆとりを持って仕事をすることが出来ます。
―― ジャストイットの社長やスタッフの印象はどうでしたか?
社長の田村さんは、「兄貴肌」という印象が強いです。
インターン生のことをよく気にかけてくださりますし、インターン生同士が仲良くなれるように、定期的に交流会を開いてくださいます。
いつも記事をチェックしていただいている、スタッフの富澤さんは、非常に暖かく私の仕事をサポートしてくださいます。
記事の執筆に際して、的確なアドバイスをくださるため、指導を受けて文章の執筆スキルを伸ばしていくことが可能です。
また、田村さんや富澤さんのみならず、周りのパートの方やインターン生も優しい人ばかりなので、楽しくインターンシップに参加できます。
―― 学びは進路決めに役立ちますか?今後の目標を教えてください
役立ちます。
なぜなら、9時から18時まで勤務する上に、責任のある仕事を任せていただけるため、必然的に「自分はどのように働きたいのか」を考えるようになるからです。
社会人になる前に、社会人と同じ時間で責任ある仕事をさせてもらえる機会はそうそうないので、将来のことを考えるいい経験になったと思います。
また、私の今後の目標は2つあります。
1つ目は、入社先のメーカーで海外駐在を経験し、事務系社員として、日本の技術を海外に広めることです。
駐在先としては、近年の経済成長が著しい、東南アジア諸国を希望しています。
そのために、まずは英語の勉強を頑張らなくてはいけませんね(笑)
2つ目は、仕事以外の時間は趣味などを楽しみ、公私共に充実した生活を送ることです。
四六時中仕事のことばかりを考えているようでは息が詰まると思うので、仕事をする時はガッツリ仕事をして、遊ぶときはとことん遊ぶことで、メリハリのある社会人生活にしたいですね。
―― どんな人が向いてると思いますか?
まず、文章を書くことが好きな人は向いていると思います。
また、1つの記事を執筆するにあたって、インターネット検索やアイデア出しなどに多くの時間を掛けるので、そのような手間もコツコツとやり抜くことができる人には、合っているのではないでしょうか。
―― これからインターンシップを検討している方へメッセージがあればお願いします
長期インターンシップに興味を持っているものの、なかなか一歩を踏み出せないという人は多いと思います。自分もそうでしたから(笑)
しかし、少しでも長期インターンシップに参加したいという気持ちがあるのであれば、絶対に実行へ移したほうがいいです!
行動する前に考えすぎてしまう人は、「たかが長期インターンシップだ」くらいに考えて、肩の力を抜いて、長期インターンシップの世界に飛び込んでみてください!(とはいえ、仕事はちゃんとやってくださいね(笑))
勇気を出して一歩踏み入れてみると、新しい世界が広がっていますよ!
皆さんの挑戦、お待ちしております。